冥途の土産 ~俺の昭和歌謡~ 第3回
(このシリーズを始めたきっかけはこちら)
『水の影』松任谷由実
では、どうぞ。
私の中では
前回取り上げた『木綿のハンカチーフ』の40年後のアンサーソング
(「水の影」は1980年発売のアルバム『時のないホテル』に収録されているのですが)
2年前還暦となったころ
この曲が胸に刺さるようになりました
それまでにも聞いていたはずなのですが
あることがきっかけだったのです
『よどみない浮世の流れ
飛び込めぬ弱さ責めつつ
けれど傷つく
心を持ち続けたい』
人生の残りの時間を考えざるを得ません
後悔もいっぱいある
『木綿のハンカチーフ』の彼も後悔しているかもしれない
人生で1番大切なものの1つが見えていなかったと...
そんな時
身をゆだねたい曲です
『時は川 きのうは岸辺
人はみなゴンドラに乗り
いつか離れて
想い出に手をふるの』