『ニュースで学ぶ現代英語』2024年3月29日放送

 

(トム先生の、この回が最後の出演になるナビゲーター秀島史香さんに対するねぎらいの言葉)

 

トム先生:

Fumika, when I realized I wouldn't be sharing the studio with you anymore, I was like, "No, it's so hard to say goodbye." But just like Winnie the Pooh said, "How lucky we are to have something that makes it hard to say goodbye."

 

私、このWinnie the Poohの部分が聞き取れなかったんですよね。

確かに「ぷー」って聞こえていたんですけど、ここで「ぷー」って何?

whoの聞き間違い?それじゃ意味通んないし???

 

そこで考えたのが”逆引きの手筋”

How lucky we are to have something that makes it hard to say goodbye.

を検索してみました。

 

すると、Got it!「くまのプーさん」の名言が出てくるではありませんか!

どのサイトも

“How lucky I am to have something that makes saying goodbye so hard.

となっていますが。

 

実はこのトム先生の挨拶は、この日の「学習ポイント」を踏まえたものでした。

 

(以下番組サイトから引用)

Today’s Takeaway
現代英語を学ぶうえで役に立つ知識を取り上げます!
 

★likeをネイティブみたいに使ってみる

今回は、会話の中で頻繁に使われるlikeについて見てみましょう。
反訳トレーニングで取り上げたI was like ...は「私は~のような感じがした、~って感じだった」というくだけた言い方です。言いかえてみると、I thought (that) ...「~だと思った」や、I felt (that) ...「~だと感じた」ですが、I said (that) ...「~と言った」という意味で使われることも多いです。

ただし、単に「そう思った、言った」というだけでなく、何らかの感情を込めて、強調として使うことが多いでしょう。また、単なる口癖として頻繁に使う人もいます。

今回のニュースに出てくる小森日菜子さんの元の発言は、「(初めて見たときは)あ、これはニホンオオカミだなって感じで、めちゃくちゃうれしかったですね。頬ひげがあったりとかして、すごいですね」というものでした。くだけた口調で、はく製がニホンオオカミかもしれないと気づいたときの興奮を語っています。この「~だなって感じ」というニュアンスに合うのが、I was like ...です。

likeは、もう1つのポピュラーな用法として、会話の間をつなぐ言葉(conversation filler)としてよく使われます。「えーと」や「そのー」などに相当するwellやyou knowなどと同じようなニュアンスです。これらの言葉は、沈黙があって気まずくなるのを防いだり、心の中でさっと考えをまとめたり言葉を選んだりする時間を作ってくれます。また、自分の発言が終わらないうちに相手が割り込んでくるのも防いでくれます。

例えば、去年の8月11日の放送回「世界各地で記録的な猛暑」では、こんなコメントが紹介されていました。
“It's like when you open, like, an oven. That's what it feels like.” 「まるで開けるときのようです、えーと、オーブンを。そんな感じです。」

短いコメントの中で、likeが3回も使われていますね。2つ目のlikeが、「えーと」のようなつなぎの言葉として使われています。もし分かりにくければ、likeを削除してみると意味がはっきりしますよ。

(引用終わり)

 

これは『英会話フィーリングリッシュ』で取り上げられた『過去の出来事を生き生きと伝えるI was like』でしたね。以前ブログで取り上げました↓

 

 

こちらのサイトも参考になりますし、今回のくまのぷーさんの名言も取り上げてます。

 
UnsplashMaddi Bazzoccoが撮影した写真

くまのぷーさん、いろいろいいこと言ってるみたいですよ。

いつか使ってみたいグッド!