円安が終わる? 高市政権で、まさかの円高シナリオ | コツコツ投資、のんびり暮らす

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特別な才能もなく歯車として働くしかなかった私が、投資で少しずつ資産を築き、働き方を変えてきました。今は仕事をセーブして、会社に縛られず、好きなことを好きなときに楽しむ、のんびりした暮らしをしています。

先日、日経新聞で「円が上昇するとの見方が強まっている」というちょっと気になる記事が出ていました。

これまで高市政権といえば、

「積極財政で景気を押し上げる」

↓

「財政が膨らむ」

↓

「円安が続く」


というイメージもありました。


ところが、ここにきて少し雰囲気が変わってきています。


なぜ円高シナリオが出てきたの?


高市政権が、市場の警戒する国債価格の下落や過度な円安にも配慮し、財政規律を守る姿勢を示し始めたためです。


これまでの「財政拡大による円安」への警戒が、少し後退してきたというわけです。


さらに大きいのが、日米の金融政策の方向性。


これまでの「アメリカは高金利、日本は低金利」から、米国は利下げ、日本は利上げという方向に変わりつつあります。

日米の金利差が縮小すれば、円安が続きにくくなる可能性があります。

そのため、年内に1ドル=150円を超えて円高になる可能性も意識され始めています。


円高は日本株にとって悪いの?


もちろん輸出企業には逆風です。


自動車や電機などは、円安によって海外利益を円換算したときの利益が膨らんできました。


一方で、円高が追い風になる企業もあります。


円安のときは、


「仕入れ値が上がる」

↓

「でも簡単には値上げできない」

↓

「利益が削られる」


という企業もありました。


円高になれば仕入れコストが下がり、販売価格がそのままなら、粗利益率が改善する可能性があります。


外食や家具、エネルギー関連など、これまで原材料高に苦しんできた企業にはプラスです。銀行なども、金利上昇が続けば恩恵を受ける可能性があります。

つまり、


「円高=日本株全部ダメ」ではありません。


むしろ、これまで円安で買われていた企業から、別の業種へ資金が移る可能性もあります。


これからは「日経平均」だけじゃない?


最近の日経平均を見ていると、「日経平均はすごく上がっているのに、自分の持ち株はそれほどでもない」ということもありますよね。


特に半導体など、一部の大型株が日経平均を押し上げると、指数だけを見るとものすごく強く見えます。


でも、もしこれから、


円安+半導体頼みで日経平均だけが急上昇する相場


が変わるなら、これからはTOPIXや業種別株価指数も意識して見ておきたいところ。


市場全体が上がっているのか、それとも一部の銘柄だけなのか。ここを見ることで、自分のポートフォリオの偏りも確認できます。

かつてのアベノミクス初期のような、「円安だから、とりあえず日本株を買っておけばOK」という単純な相場ではなくなるのかもしれません。


これからは、

企業そのものに稼ぐ力があるのか。

為替が動いたら業績はどう変わるのか。

そんな視点が、ますます大事になりそうです。


最後に、自分の持ち株をチェックする3つの質問を置いておきます指差し


1 .「円高になると、この会社は助かる?困る?」

海外で売る会社(自動車など)は向かい風、材料を仕入れて国内で売る会社(外食や家具など)は追い風になります。


2. 「日経平均のニュースと、自分の株の動きはズレてない?」

日経平均が上がっても自分の株が上がらないなら、一部の有名な大企業だけが買われているサインです。


3. 「金利が上がって得する会社も入ってる?」

これからの日本は金利が上がりやすい環境。銀行など、金利アップがプラスになる会社も持っておくと安心です。