今日の日経平均は、ちょっとイマイチでしたね。
ここ最近かなり上がっていたので、今日は利益確定売りも出て、日経平均は大きく下落。
ニュースでは「SQを控えているため……」という言葉が出てきます。
SQとは、先物・オプション取引の決済に使われる特別な価格のこと。
正式には「Special Quotation(特別清算指数)」といいます。
日経平均そのものを売買するのではなく、「将来の日経平均がこのくらいになったら……」という先物やオプションの取引があります。その契約を最終的に精算するときに使われるのがSQ値です。
つまり、普通に現物株を買っている私たちには、直接関係するものではありません。
でも、なぜ株価が動きやすくなるのか?
ここがちょっと面白いところ。
SQが近づくと、先物やオプションを取引している投資家のポジション調整などが増えます。
その影響で、SQ前は先物を中心に売買が膨らみ、日経平均が普段より動きやすくなることがあります。
だからニュースでは、
「SQを控え、売買が活発になっている」
「SQを意識したポジション調整」
などといった説明が出てくるんですね。
じゃあ、SQ前だから株は下がるの?
ここは注意したいところ。
SQ=株価が下がる
ではありません。
上がることもあれば、下がることもあります。
SQを意識した売買によって、短期的に値動きが大きくなることがある、くらいに考えておくほうが分かりやすいと思います。
今回のように、直前まで日経平均がかなり急ピッチで上昇していた場合は、
「ここまで上がったから、いったん利益を確定しておこう」
という売りも出やすい。
そこにSQ前のポジション調整などが重なると、日経平均が大きく動くことがあります。
SQを知っておくと、相場のニュースが少し分かりやすくなる
私は現物株を中心に売買しているので、SQそのものを気にして取引しているわけではありません。
でも、
「今日はなんでこんなに日経が動いているんだろう?」
と思ったときに、
「あ、SQ前なのか」
と知っているだけでも、相場のニュースが少し読みやすくなります。
もちろん、SQだけで株価が決まるわけではありません。
米国株、金利、為替、企業業績、経済指標など、いろいろな材料があります。
「SQ前で値動きが大きくなりやすい時期に、利益確定売りなども重なったのかな」
くらいに考えておくのがよさそうです![]()