誰かが1万円得をすれば、誰かが1万円損をする。
そんな「奪い合い」のような世界もあります。
でも、株式投資は少し違う。
会社が利益を出して、事業を大きくして、企業そのものの価値が上がっていけば、株主が持っている株の価値も上がっていく。
つまり、新しい価値が生まれる余地があるんですよね。
だから私は、株を買うときには「次に誰が高く買ってくれるか」だけを考えるより、
「この会社はこれからも利益を生み出せるかな」
ということを考えるほうが大事なんじゃないかと思っています。
もちろん、実際の株価はそんなに単純じゃなくて、業績が良くても株価が下がることはあるし、逆に「なんで?」と思うくらい上がることもある。
金利や為替、景気、海外市場、投資家の期待。
いろんなものが絡んでくる。
だから短期では、会社の実力と株価が一致しないことも珍しくありません。
でも、長く持つと少し見方が変わってくる。
会社が利益を積み上げる。
その利益を事業に再投資する。
さらに利益が増える。
配当として株主に還元される。
そして企業の価値が大きくなっていく。
こういう流れが続けば、時間を味方につけることができます。
だから私は、株式投資では「当てる」ことだけが重要なんじゃなくて、成長するものを持ち続けることも大事なんだと思っています。
もちろん、全部がうまくいくわけじゃない。
「これは成長するぞ」と思って買ったのに、全然ダメだった……なんてこともあります![]()
だからこそ、私は現物株で、無理のない金額で、長く持てるものを選びたい。
株価が毎日上がることを期待するというより、
「この会社が10年後もちゃんと稼いでいてくれたらいいな」
くらいの気持ち。
そう考えると、株式投資って単なる値上がりゲームではなくて、
企業の成長にお金を参加させること
でもあるんですよね。
短期の値動きに振り回される日もあるけれど、
「会社が利益を生み続ける限り、時間も味方になってくれる」
というのは、長期投資の面白いところだと思っています![]()