植田総裁の会見を受けて、これからの日本株を見る3つのポイント | コツコツ投資、のんびり暮らす

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特別な才能もなく歯車として働くしかなかった私が、投資で少しずつ資産を築き、働き方を変えてきました。今は仕事をセーブして、会社に縛られず、好きなことを好きなときに楽しむ、のんびりした暮らしをしています。


植田総裁の会見を聞いて、これからの日本株を見るうえで気になるポイントがいくつかあります。

今回の利上げで、日銀がこれで終わりというわけではなさそう。


一方で、急ピッチで利上げを進めるというメッセージでもありませんでした。


では、これから何を見ていけばいいのか。


私が注目したいのは、この3つです。


① 今回の利上げは「良い利上げ」なのか


利上げの背景にある物価上昇が、賃金上昇や消費の拡大を伴うものなのか。


それとも、原油高などによるコスト上昇が中心なのか。


前者なら、企業が価格転嫁を進めながら売上や利益を伸ばすことができ、景気の正常化とともに株価にもプラスに働く可能性があります。


一方、コストだけが上昇して企業利益を圧迫するようなら、利上げは企業業績にとって逆風になります。


植田総裁も、物価の基調が2%に近づいているかどうかを重視しており、単純に「物価が上がったから利上げ」というわけではありません。(Reuters)


② 為替はどう動くのか


今回、利上げをしたにもかかわらず、円はむしろ円安方向に動きました。


会見後にはドル円が157円台まで上昇しています。市場が、日銀の姿勢を「急ピッチな利上げ」とは受け止めなかったことも一因とされています。(Reuters)


今後、日米の金利差が縮小して円高方向に向かうのか。


それとも、日銀の利上げが緩やかなものにとどまり、円安傾向が続くのか。


これは日本株を見るうえでもかなり重要です。


円安なら輸出企業には追い風になりやすい一方、円高になれば、これまで為替に助けられていた企業は本来の稼ぐ力がより問われることになります。


③ 金利上昇で、どの業種に影響が出るのか


金利上昇で恩恵を受けやすい代表格が銀行や保険です。


一方、借入金の多い不動産などは、金利上昇がコスト増につながる可能性があります。


また、金利が上がると将来の利益の現在価値が低下するため、高PERのグロース株には割高感が意識されやすくなります。


つまり、これからは「日本株が上がるか下がるか」だけではなく、


どの業種が金利上昇に強く、どの業種が弱いのか。


ここを見ることが大事になりそうです。


今回の植田総裁の会見で、追加利上げの可能性は残りました。


ただし、利上げのタイミングやペースは決め打ちではなく、経済・物価・金融情勢を見ながら判断するというスタンスです。(Reuters)


だからこそ、これからの日本株は、


「利上げするか、しないか」だけではなく、

「なぜ利上げするのか」

「円はどう動くのか」

「どの業種に影響するのか」


この3つをセットで見ていきたいと思います指差し