日銀が利上げしたのに、日経平均はなぜ上がった? | コツコツ投資、のんびり暮らす

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特別な才能もなく歯車として働くしかなかった私が、投資で少しずつ資産を築き、働き方を変えてきました。今は仕事をセーブして、会社に縛られず、好きなことを好きなときに楽しむ、のんびりした暮らしをしています。

今日の日経平均、上がっています。

前場には一時700円を超える上昇。


そして正午、日銀が金融政策決定会合の結果を発表しました。


政策金利は、これまでの1.0%程度から1.25%程度へ0.25%引き上げ。


賛成7、反対2で決定されました。今回の利上げは市場でも予想されていたため、サプライズというよりは「予定されていた利上げ」という受け止めが強かったようです。


一般的には、金利上昇は株価にとって下押し材料になりやすい。


それなのに、なぜ日経平均は上がっているのでしょうか。


大きな理由の一つは、前日の米国株高です。


米国では長期金利の低下や原油価格の下落を受けてハイテク株が上昇。SOX指数も大きく上昇しました。


その流れを引き継いで、日本でもAI・半導体関連株に買いが入りました。


そして、ここが今日の相場でちょっと面白いところ。


「日経平均が上がっている=日本株全体が上がっている」


というわけではありません。


前場の日経平均は525円高でしたが、東証プライム市場では、


値上がり銘柄 387

値下がり銘柄 1,115


と、値下がり銘柄のほうが圧倒的に多かったのです。


さらに午前10時時点では、アドバンテストだけで日経平均を約398円押し上げ、東京エレクトロンも約159円押し上げていました。


つまり今日の日経平均は、


「日本株全体が全面高」


というより、


「日経平均への影響が大きい半導体・AI関連株が強く買われ、指数を押し上げている」


という面がかなり大きい。


実際、前場のTOPIXは17.81ポイント安。


日経平均が525円上がっているのに、TOPIXは下がっているという、かなり分かりやすい「指数と中身の違い」が出ています。


しかも日銀の利上げ発表後には、円高になるどころか円安方向に動きました。


市場では今回の利上げが織り込まれていたことに加え、今後の利上げペースについて慎重な見方が意識されたようです。


だから今日は、


「日銀が利上げしたのに日経が上がった」


というより、


「利上げは織り込み済み。そこに米ハイテク株高と半導体株への買いが重なり、日経平均が押し上げられた」


と考えると分かりやすいと思います。


日経平均が500円上がっていても、


「私の持ち株、全然上がってないんだけど……」


となるのも、今日の相場なら不思議ではありません。


指数だけを見ていると分からない、相場の中身。


今日はそれがかなりはっきり表れた一日でした。


なお、今日はこのあと15時30分から植田総裁の記者会見も予定されています。


今回の利上げそのものより、今後の追加利上げについてどんな発言が出るのかにも注目したいところです指差し