なぜ電車の中でジャンプしても、電車に置いていかれないの? | コツコツ投資、のんびり暮らす

コツコツ投資、のんびり暮らす

特別な才能もなく歯車として働くしかなかった私が、投資で少しずつ資産を築き、働き方を変えてきました。今は仕事をセーブして、会社に縛られず、好きなことを好きなときに楽しむ、のんびりした暮らしをしています。

投資とは関係ないけれど、SNSで気になった投稿。

「走っている電車の中でジャンプしても、電車に置いていかれない。でも、電車の屋根の上でジャンプしたら置いていかれる。これって、なんで?」


ん?確かに不思議。なので調べてみた。


たとえば時速100kmで走っている電車の中で、その場でジャンプしたとする。


当然、ジャンプする直前の自分も時速100kmで前に進んでいる。


だからジャンプしても、その前向きの速度はそのまま残る。


これが「慣性」。


電車が動いているからといって、ジャンプした瞬間に自分の横方向の速度がゼロになるわけではない。


そのため、空中にいる間も電車とほぼ同じように前へ進み、元いた場所に着地する。


では、電車の屋根の上だったら?


こちらもジャンプした瞬間には、やっぱり時速100kmで前に進んでいる。


ところが屋根の上には、電車と一緒に動いている空気がない。


電車が時速100kmで進んでいれば、前からものすごい勢いで空気がぶつかってくる。


その空気抵抗によって、自分の前向きの速度が少しずつ落ちていく。


一方、電車はそのまま進んでいる。


その結果、電車から見ると自分が後ろに置いていかれる。


つまり、「屋根の上だから置いていかれる」というより、


空気抵抗を受けるから、電車との速度差が生まれる


ということらしい。


ここでさらに気になった。


もし電車が、前後の両端が開いた「巨大な筒」みたいな形だったら?


その中でジャンプしたら、どうなるんだろう。


中の空気もある程度は電車と一緒に動いているので、普通の車内と同じように、すぐに後ろへ飛ばされるわけではない。


ただし、両端が開いているので空気の流れは複雑になる。


片側だけ閉じていたら、さらに空気の動きは変わる。


こう考えていくと、単純に「電車の中なら大丈夫、屋根ならダメ」という話でもない。


そして、究極のケース。


もし電車の中も外も完全な真空だったら?


空気抵抗がないので、屋根の上でジャンプしても、理想的には電車と同じ前向きの速度を保ち続ける。


つまり、電車に置いていかれない。


結局、一番大事なのは「慣性」。


普段はあまり意識しないけれど、私たちは地球の自転や公転、そして乗っている電車の速度など、いろいろな「動き」を持ったまま生活している。


電車の中でジャンプ…


こういう、どうでもよさそうで考え始めると意外と奥が深い「なんで?」って、なんだか面白い指差し