SNSを見ていたら、こんな投稿を目にしました。
「NISAで1,800万円を埋めたあと、老後まで待つ必要があるの?」
という内容です。
たしかに、言われてみると気になりますよね。
NISAは、商品を売却すると、使っていた非課税枠の一部が翌年以降に復活します。
だったら、
1,800万円分を投資
↓
利益が出たところで売却
↓
枠が復活したら、また1,800万円分を投資
↓
また利益が出たら売却……
と繰り返せば、利益を非課税にしながら何度も投資できるのでは?
実は、制度上はできます。
たとえば、NISAで1,800万円分の商品を買ったとします。
それが大きく値上がりして、3,000万円になったとしましょう。
ここで全部売却すれば、1,200万円の利益を含めた3,000万円を現金にできます。
しかもNISAでは、この1,800万円分の「買ったときの金額」が、翌年以降に再び使えるようになります。
「じゃあ、利益が出たら一度売って、また買い直せばいいんじゃない?」
そう思いますよね。
私も最初は「なるほど、それもありなのでは?」と思いました。
ただし、NISAにはもう一つ大事なルールがあります。
それが年間の投資上限360万円です。
1,800万円を売ったからといって、翌日にまた1,800万円をNISAで買えるわけではありません。
1年間に買えるのは360万円まで。
つまり、1,800万円をもう一度NISAに戻そうと思ったら、最短でも5年かかります。
ここが、この話を考えるうえでの大きなポイントになりそうです。
では、5年かけて買い直すことには、どんなデメリットがあるのでしょうか?
次は「NISAで売って買い直すのは、本当にお得なの?」を考えてみます![]()