エヌビディアの決算が発表されました。
今回も、ものすごい数字です。
第2四半期の売上高は約962億ドル。前年同期比106%増と、前年の2倍以上になりました。
さらに、次の第3四半期の売上高見通しも約1080億ドルと、強気の予想を示しました。
「これだけ良い決算なら、株価も爆上げでしょ!」
……と思いますよね。
ところが、決算発表直後の時間外取引では、株価は一時下落。
え?こんなに良い決算なのに?
株って、ほんと難しい。
その後は買い戻され、翌日の取引では大きく上昇しました。
なぜこんなことが起こるのでしょうか。
実は、決算が良ければ必ず株価が上がる、というわけではありません。
株価には、すでに市場の「期待」が織り込まれているからです。
たとえば、みんなが「ものすごく良い決算になる」と期待して、決算前から株価が上がっていたとします。
実際に良い決算が出ても、
「うん、それくらいは予想してた」
となれば、株価が下がることがあります。
逆に、悪い決算でも、
「思ったほど悪くなかった」
となれば、株価が上がることもあります。
つまり大事なのは、決算が良いか悪いかだけではなく、
「市場の予想と比べてどうだったのか」
ということ。
そして株価が見ているのは、今までの業績だけではありません。
「これからどれくらい成長するのか」
も見ています。
今回のエヌビディアでも、現在の業績だけでなく、これからもAI向け半導体の需要が続くのか、成長が続くのかという点が注目されました。
だから、
「決算が良いのに株価が下がる」
「決算が悪いのに株価が上がる」
ということが普通に起こります。
私も昔は、決算が良ければ株価は上がるものだと思っていました。
でも株を長くやっていると、
「株価は決算の数字だけでは動かないんだな」
と分かってきます。
決算を見るときは、
「良かったか、悪かったか」
だけではなく、
「市場は、この会社のこれからをどう見ているんだろう?」
と考える。
つまり、「素晴らしい数字を出すこと」以上に、「市場の想像を超える成長を見せ続けられるか」が試されているわけです。
今回のエヌビディアに関しても、最終的には市場が「まだまだ成長できる」と判断した結果でしょう。
AIへの投資も続きそうですし、半導体相場もここからさらに伸びる可能性があると期待されています。
投資の難しさであり、同時に一番面白いところでもありますね![]()