ダウジングの霊媒の先生によると 哲生さんは まだ 一日の半分は 私の側に いるそうだ。
今日は 久しぶりに 八王子南口 ビーリバーへ。
店長の 青ちゃんが 八月誕生日だったので
シャンパンを入れる。
哲生さんが 生きてたら 青ちゃんの誕生日 祝いに行ってって 言っただろうから。
霊媒の先生のところから帰って
自分でダウジングしたら
「青ちゃんに 会いたい」って言ってたから。
哲生さん､元気に なったら 「ビーリバーで ゆっくり飲みたいって」言っていたから。
月曜日のビーリバーは
カウンター席に 五人。
カウンター内に 二人。
シャンパングラスは 八つで 乾杯。青ちゃんが哲生さんのボトルを出してくれる。
「青ちゃん お誕生日 おめでとう。 ビーリバーで 過ごした 楽しい夜は 忘れないよ。
いつまでも 尊敬できる男として青ちゃんが大好きです。
また たまには 俺のこと 思い出して 飲んでね」
そう 哲生さんが 伝えるから
青山さんは キッチンで そっと 涙ぐむ。
楽しい夜を。
私は もう ほとんど 飲めないから シャンパン一杯で 。
後は お酒の強い皆さんに おまかせして。
今宵 お酒を 召し上がる皆さんも飲めない皆さんも､ 楽しい夜を 過ごされますように。
おやすみなさい。