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美和のブログ

美和のブログです。

【ルームカフェ美和、自由空間しおん】は2022年10日10日より
「二子玉 しおんtake2」として二子玉川に移転、生まれ変わりました。
よろしくお願いいたします。

https://shiontake2.wordpress.com

 

 

昭和38年の夏休みは僕は小学5年生。

東京郊外の戸越銀座と言っても、さすがに自然は遠く、黄金虫は居るがクワガタやカブト虫は居ないしセミは鳴き声は有っても見る事は希で、たまに行き倒れた亡骸は見たが干からびたセミの亡骸はさして興味を持っ事は無かった。

やはり、夏休みはカブト虫に限るので有るがしかしながら町中には居ないと言うことで、カブト虫売りの叔父さんが来るのを待つので有ると。

 

黒いゴッイ自転車の荷台に針金で作った四角い針金網製の大きい籠を据え付けて近所の空き地に来る。

 

すると子供が其の自転車に砂糖に群がる蟻の様に集るので有る。

 

何故だか子供には叔父さんの店開きが解るのじゃ~

 

ふむふむ、今日の親父は強気にカブト一匹50円か~。

良いのを選ばないと足が出るな~

 

元気なのを選ばないと損だぜ~

 

黒いゴッイのと少し茶色のならば黒い方がカッチョイな~

 

中々目移りして定まらないので有るが、金銭的に多少50円と言っても、親父は強気に大きいのには10円増しにして来るので有る。

 

僕の選んだのは黒い大振りで70円と痛いが、こう言う時には気に入った物を買った方が良いので、買って帰るので有る。

確か帰り道は叔父さんがビニール小袋に入れてくれたのを大事に運んだ。

大事にして居たからカブト虫合戦とかはしなかった。

 

でも、餌に脱脂綿に砂糖水を浸したのかスイカ位しかやらないから10日位で死んでまった

痛て~夏休みのカブト虫。

それにしてもカブトの独特の匂いは臭かった。

 

2024年8月15日

今に成ると、何処が面白かったので有ろうか?。

そう想う事が子供の頃には数々有ったので有るが其の一つに「粘土屋」と言う物のが有った、有ったと言う依りかは居たので有る。

正式な名前は知らない。

で何を商うのかと言うとこうだ。

 

先ず、風采の上がらない痩せた親父がゴツイ黒塗りのゴツイ自転車の荷台に荷物積んで小学校裏の空き地にやって来る。

荷台からアンペラ(厚手の防水布)を地面に引く。

 

次に荷台から何が入った木箱をガチャガチャ言わせながらも慎重に地面に降ろして脇にドスンと小荷物を据えると店開きの始まりだ~。

木箱の蓋を開けると植木鉢の色の粘土型が出て来る。

 

大小様々な意匠で車、王冠、ローンレンジャ、鉄人なんてのも有る。

子供には魅力的代物だ。

其の凹んだ型に荷台から降ろしした荷物から親父さんの荷物らら、黒い年期の入った黒土の粘土、俵形の一本が100円の束位の物を10本程積み上げる。

後は、色彩の粉の小さな粉薬の包みを重ねてさあ店開き~。

 

子供達は兄ちゃん達から如何なるシステムかを教わる。

 

先ず親父から植木鉢色の粘土型を30~50円、中には何百円何て物も有る。

 

ローンレンジャーや鉄人なんてカッチョイーのはそれだが、安いのはヒョツトコ、オカメでカッチョ悪いのだ。

兎も角型を買わないと遊びに参加できないシステムで有るのだ。

 

・黒い土の粘土

・色彩の粉絵具

其の三点は必須アイテム。

 

次に、型に粘土を押し付けて凸の立体を作り上げる。

型から抜いたら色彩で色を付けて、出来上がり。

其に親父が独断的に点数を付けて行く。

5点、10点、20点…

勿論親父の粉に粘土に型。

しかも、赤チョークの粉絵具の点数は低かった、代わってアルミの銀色粉絵具を使うと、点数が高く親父の機嫌も良くなると言う仕組みで 有る。

採点が終われば、親父は粘土をかき集めて、水を打って捏ねて1本5円位で売ると言う寸法た。

 

親父に誉められて採点で競い会う。今考えると何が面白かった有ろうか?。

幻の粘土屋。

 

因みに其の幻のかけらの型を僕は今だに持って居る。        

捨てられないガラクタだ~。

2024年7月30日

 

 

 

昭和33年の僕は小学1年生。

 

担任の藤田先生は男の先生で、目が大きいのでチト恐いのじゃー。

 

大体日々録な事をしないので日々お目玉だが、ある日の図工の時間に、油粘土と言う緑色のベタつく物を先生から渡された。

草色だが臭いので有る。

 

ベタつく物体で普段遊んでいる粘土屋の黒い粘土依り手当たりが悪いが、粘土なら何とか成るもので有る。

 

作る物は何でも良いと言う先生のお題だから、好きな友達の庭に居るガマ蛙を作ることにした。

銀座裏から郊外の戸越銀座に引っ越しして来て最初に出来た友達だから、目をつぶって居てもガマさんなら作れる。

 

物の20~30分で楽勝で有る。

 

其の時教室を歩いて生徒の様子を見て歩く藤田先生と目が合った。

先生は大きな目で恐いが、其の時はなんだか目が笑って居る気がして油断した。

 

ん~

ガマ蛙かい?。

良くできたね~。

 

ん、出来た~友達のガマ蛙。

そこで止めれば良いので有るが、ふと口が滑った~。

先生と粘土屋のおじさんを頭が取り違えたのでじゃ~

 

叔父さん此のガマ何点?

わ~しまつた~

 

先生は笑った目を大きくして、君はそう言う遊びしているの!。

 

未だヤバイと言う言葉は無かったが、不味いので有る。

 

頭から冷や汗。

ガマの油は人間でもかけるのじゃ~。

冷や汗で…

 

2024年8月14日

 

 

世間は今地震の話題で持ちきりで有る。

 

防災用品ですっかり話題に成って居る中に、ヘルメットと言って頭部を保護する用具が有り、以前より個人的に防護具(ぼうごぐ・身体を守る物)として興味を持って居た。

 

此のヘルメット成るものは中々奥深くて、人類の発生と共に発達を遂げて未だに戦争の場から工事現場から防災に至る迄種々の物が存在して居るのだが其の形状の良さはナチスドイツ、詰まりヒットラーの軍隊の物が1番と言う評判で有る。

 

しかしながら僕はなにもナチスを肯定するものでは無い。(軍隊は何処でも同じだ)

 

ここではデザインの話だがしかしながら、ナチスのヘルメットの形状が美しいと知り合った武道の家元にもらした所、家元は事も無くナチスのヘルメットは其の原型を日本の兜(かぶと)の頭成(ずなり・頭の形) の兜を盗用したと指摘したので有る。

(戦前に研究者がドイツから来日して研究したらしい。)

 

確かにナチスの初期のヘルメットは日本の室町期の頭成り兜に似て居るどころか、其の物と言っても良い。

 

ヘルメットの4隅に小さいビスが出て居る所迄同じで有る。

 

日本の頭成り兜に出て居るのは四方の柱で魔よけとの事だが、まさかドイツに魔よけは無いだろうけどね。

良い所は徹底的にコピー研究するのは凄い。

 

2024年8月15日

 

 

 

 

昭和38年以前の僕の住む東京郊外の戸越銀座辺りは未だ下水道が整備去れて居なかった。

 

さすがにポットン便所は小学校位で家は水洗で有るのであるが所謂簡易下水道(かんいげすいどう)と言う生活汚水を受ける浄化槽と言う装置がトイレの排水を受ける室外の庭等に有り汚水を受けて上澄みの水を敷地外の側溝(みぞ)に流す構造と成って居て上澄みの水以外の固形物は浄化槽に貯まって行くと言う仕組みだった。

 

従って上澄み以外の固形物は浄化槽の中に貯まると言う事は、浄化槽の容量を上回るオーバーフローと成ると恐ろしい事態が起きる、固形物が浄化槽の外へと溢れ出すので有る。

 

其の事態を避ける為に数ヵ月に一度汲み取り屋さんを呼ぶと東京都のマークを付けた汲み取り車、バキュームカーが来る。

 

地味なグレー色で蛇腹(じやばら)の太い布地色のホースを背中にのせ、大きなタンクを背負って来る。

後ろから見ると断面が楕円のタンクの立てにガラスの溝が有り、内容の固形物が溢れない様に見えると言う仕組みが又リアルだった。

因みにバキュームカーの側面やら後部は思い出せるが、フロント部分は記憶していないので僕の中では幻の車に成って居る。

 

街中でも行き違つたとしても、彼方から来るバキュームカーのフロント部分はこれ又記憶して居ないのである。

強烈な臭気と楕円のタンクにインジケーターの汚物色は今だに記憶する所だ。

 

更に夏場とも成ると一段と走り去るバキュームカーの後ろ姿とにおいは鮮烈だから夏休みでたむろったチンパンジーどもは走り去る車にスカンクが通~等とふざけるのだがその場に居た学級委員長の伊能くんが、君たち!。

 

真面目に勤務する労働者に対して、ふざけた言動は不謹慎だ~。

と言うから、想わずバキュームカーに御免なさい。

 

真夏の陽炎幻バキュームカーが走って行く。

2024年8月7日