此の刃渡り6㎝程の魚形のナイフは、メインブレード同じサイズの魚の鱗(うろこ)引きに栓抜きを装備して居て、ハンドル材は黒水牛の角を形は魚の形に整形すると言う凝ったしつらえと成って居て、更にブレードを止めるビスが魚の目と言う洒落たデザインと成って居る。
スリップジョイントのロツクシステムも中々安定性が高くぐらつきがない。
刃元に白鳥のマークが有り、其の中に(SWAN)とロゴが入る。
裏にはSTANLAS STELと生産素材が打刻去れて居る。
用途としては勿論魚の捌きと針の取り外しに鱗引きをコンパクトにまとめて居て、藤本ナイフの様にセンスが良い。
ハンドルエンドにはU字形の所謂猿手と言う取り落とし防止の可動式の紐掛けが付く。
恐らく戦後昭和30年代の輸出用ナイフでは無いだろうかと思われる。
此だけ高品質な物を輸出去れたら現在の貿易摩擦の種火と成るのは頷ける。
2018年4月21日
ー終わり-
ルームカフェ美和
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