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尾川永次のブログ

小説、ポエム、旅日記などなど徒然なるままに行きたいと思っています

寒い日が続いてますね。
ねた切れなのでリブさんでご勘弁を。

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珍しく土手をリブさんが走りました。

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今日も夕陽が綺麗でしたよ。


 


      コットタント 11


岩山を出て二時間、チキとタキがスコットタントの肩に乗ってきた。

 

「それにしても、こう陽射しが強いと少し熱いですね」

チキは手をかざし晴れ渡ってた空を見上げた。


辺りはなだらかな平原が何処までも続き、岩と乾いた土と所々に

雑草が生えているだけだった。


「タント、おなか空いた。どこかで休憩しようよ」

 

スコットタントの耳の辺りに身体を摺り寄せてタキが言った。

「それじゃ、あそこの木の下で休もうか」

「そうですね、他に日陰が在る場所は無さそうですし」

「やったー。飯だ飯だ」

 

タント達は平原の中にぽつんと生えている一本の大きな木を目指した。


やがて木に着くと辺りには四角く加工された石が広範囲に散らばって

いるのが分かった。


「街が在ったみたいだね」

スコットタントの疑問にチキが答えた。

「物知りフクロウのジュジュさんに聞いたことがります。何千年も昔

 この辺りには森があって多くの人が住んでたそうですよ」

「そうなんだ」

スコットタントは僅かに生えている雑草にリュックを降ろしチキと

タキの食べ物が入っている袋を出して二匹の前に置いた。

「はい」

「どうもどうも」

「飯だ飯だ」


するとリュックに入れてあった壷からメイルの声が聞こえて来た。

「タントー、出してー」

「そうだ。忘れてた」

スコットタントがリュックから壷を取り出すのを見てチキは諦め顔で

タキは木の実をかじりながら迷惑そうな顔で呟いた。

「さらば、平穏な日々ですか」

「あーあ、騒がしいのが起きちゃったよ」

そう言い終えた二匹の前には半眼で睨みつけているメイルがいた。


     「トゥルース」

そうさ出来る事を  すればいい
自分が出来る事を すればいい
歩けるなら 歩けばいい
走れるなら 走ればいい

微笑むだけでいい 頷くだけでいい
何かをすれば きっと変る
動き出せば  きっと変る

辛いこともある   悲しいこともある
笑顔忘れないで  愛を忘れないで
激しい雨に打たれ 強い風に吹かれ
暗い道を彷徨い  険しい坂を転げ落ちた

微笑むだけでいい 頷くだけでいい
何かをすれば きっと変る
動き出せば  きっと変る

打ちのめされて  叩きつけられて
苦しくて泣き続けた 悔しくて叫び続けた
それでも朝は来る  空はきっと晴れる
諦めたりしない  止まったりしない

笑うがいい  さげすめばいい
今は地べたに  這いつくばっても
いつか翼広げて  青い空に舞い上がる
力の限り羽ばたいて 広い空へ舞い上がる

諦めるな  立ち上がれ  前を見ろ  
手を伸ばせ  真実は  そこに在る