真夏のユール。ぼくは健康診断へ | 302号室のヘビとトカゲとヤモリたち

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 ユールは朝7時から日課の日光浴です。
 セミの声がすごい! クマゼミとアブラゼミが大合唱、というかほとんど怒鳴り合いです。ほんと物凄い騒々しさですよ。まあ、夏っぽくて大好きなんですけどね、セミの怒鳴り合い。
 

 ユールは太陽がよく似合います。夏生まれということもあるし(8月7日生まれ)、本当に夏が、そして太陽が好きなトカゲなのです。
 
 
 今日は健康診断に行ってきました。
「前日は夜9時以降は何も食うな! 水も200㏄以下だ! わかったかこの野郎!」という厳しい命令に従い、朝から空腹、喉もカラカラで会場へ。
 身長体重、血圧などぼくのプライベートな部分をすべて調べられ、鋭く恐ろしい注射針で血を抜き取られ、「これを飲め! 絶対にげっぷはするな! この野郎!」とバリウムを無理やり飲まされ、「これに乗れ! 指示する通りに体勢を変えろ!」と、大きな装置に乗せられて体をブンブン振り回されました。
 最後に下剤を4錠投げつけられ、「今すぐ2錠飲め! そして家に帰ってトイレに入っちまえ! 5時間経っても出ない場合はもう2錠飲め! この野郎!」と命じられ、ふらふらになりながら家に帰ってきました。結果はだいたい5週間後に送られてくるそうです。
 
 

 家に帰ってくると、ユールの一日はほぼ終了していました(まだ昼前)。シェルターの上に乗り、だらり~~んとしています。
 

 横から見るとこんな感じ。体にまったく、まーーーーったく力が入っていません。寝る一歩前の状態です。
 

 ユールがこんな様子でも、ケージの反対側ではバスキングランプが煌々と熱を放ち、40℃のホットスポットを作っています。まったく無意味のような気もしますが……でもユールはふと気が向くと、よっこらしょとシェルターから降り、ホットスポットに行ったりするんです。だからバスキングランプを点けているのです。その分の電気代を払っているのです。でも今日は結局、消灯までこのままだったのです。