コオロギだけあればそれでいい | 302号室のヘビとトカゲとヤモリたち

302号室のヘビとトカゲとヤモリたち

レオパ、フトアゴ、アオジタ、ノギハラバシリスク、コーンスネーク、ニホンヒキガエルたちとの楽しい生活

 よし子は毎日いつでもごきげんな表情で過ごしていますが、やはりエサの時間になるといっそう目を輝かせます。
 
 よし子を迎えて現在9年と10ヶ月。ずーっとコオロギで育ててきました。たまにデュビアをあげたこともありますが、常にあげてきたのはコオロギです(デュビアはぼくがゴキブリアレルギーの症状が出てしまったため断念しました)。
 

 ずっとずーっとコオロギばかり食べてきているのに、よし子は一度も「飽きた」とも「たまにはちがうのを食べたい」とも言いません。毎回毎回、大喜びでがっつきます。欲張らないというかなんというか、素朴な暮らしの中に少しの喜びを感じ、それで充分満足できる生き方をしてるんだなあと思います。宮沢賢治の「雨ニモマケズ」みたい。
 ちなみにこの9年10ヶ月の間に2回、シルクワームをあげたことがあるのですが、よし子はどちらのときも見向きもしませんでした。高級なエサなのにびっくりですよ(みのると梅は超大喜びで食べていました)。
 よし子はとにかくコオロギだけあればそれでいいのだそうです。
 

 今日も先ほどエサをあげたのですが、ケージを開けると目を輝かせて身を乗り出してきました。
 

 いつもの体勢になったので、このままエサをあげます。
 

 相変わらず気持ちのいい食べっぷり! 張り切って食べる姿は何よりも飼い主を喜ばせてくれますよね。