4月に8歳になるノギハラバシリスクの野木原くん、去年の暮れから目を閉じていることが多くなりました。
普通に過ごしていることもあるのですが、日中でも多くの時間、目を閉じています。一日じゅう目を閉じている日もあるんです。
もしかしたら……いやおそらく、寿命が近づいているんじゃないかなと思います。
目を閉じているときはケージを開けても反応しません。あんなに警戒心が強かった野木原くんなのに。
スマホをこんなに近づけても無反応。なんだったら触ってみることだってできます。元気な野木原くんだったら考えられないことです。
生き物は充電フル満タンで生まれてきて、それを少しずつ消費しながら生き、やがて充電が空っぽになって一生を終える。というのがぼくのイメージなのですが、野木原くんはそろそろ充電が尽きかけているように見えます。
ただ、「本来まだ充電は残っているのに、怪我や病気でそれが一瞬にして無くなる」というのは悲しいことですが、「何事もなく自然にゆっくり消費し、そして完全に使い果たす」というのであれば、これは生き物として幸せなことだと思います。そして野木原くんは間違いなく後者です。
まあ、まだその時が来たと決まったわけではないですけどね。
目を開けているときはご飯もちゃんと食べているし、野木原くんにはこれまで通り、ゆっくりのんびり過ごしてほしいと思います。