バナナが黒くなりかけていたので、さっさと食べちゃうことにしました。
もちろん一人でというわけにはいきません。アオジタトカゲのスノークは果物に対する超能力を持っていて、ぼくが家のどこであろうが果物を食べ始めると、それを察知して「ずるいずるい、ひとりだけ」とケージの中でバタバタし始めるのです。
スノーク、ぼくはバナナを食べようと思うのだが、どうだ、スノークも食べたいか?
「とうぜんじゃないですか。……ああ! このとうめいのいた(ガラス)、どうにかならないでしょうか」
相変わらず不器用ですが、どうにか1分の動画内ですべて口に入れることができました。
それにしても、同じスキンク科のトカゲでもニホントカゲとかは素早くて生きた昆虫もバンバン捕まえるのに、アオジタトカゲときたら動きはゆっくりだし、生きた昆虫どころか絶対に動かないバナナすらこんなに頑張ってようやく食べるのですから、ほんとおもしろいですね。