野性のヘビを見たあとで | 302号室のヘビとトカゲとヤモリたち

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レオパ、フトアゴ、アオジタ、ノギハラバシリスク、コーンスネーク、ニホンヒキガエルたちとの楽しい生活

 週間天気予報によれば一週間ほどずっと雨が降り続ける感じでしたが、昨日今日と日中は晴れました。だから夕方のウォーキングができてよかったです。
 

 田んぼにはすでに稲が植えられていて、水路は水がいっぱいになっています。

 

 今日は昨夜の雨のせいで水が濁っていてよく見えませんでしたが、これから夏に向けて、たくさんの生き物が見られるようになるなあ!

 

 わくわくするなあ!

 
 昨年、「あっ! クサガメだ! 近くで見てみよう!」と思ったらただの石だった、というあの石は、いまも健在です。
 
 相変わらずパッと見はカメにしか見えません。
 
 地面を歩いていた、赤と黒のカッコイイ毛虫。踏まれないように気を付けておくれ。
 
 赤と黒のカラーリングは、90年代にはマイケル・ジョーダンのシカゴ・ブルズを象徴する色で、「ブルズカラー」と呼ばれていました。
 ブルズカラーのこの毛虫、調べてみるとツマグロヒョウモンの幼虫のようです。
 ツマグロヒョウモンは福岡ではモンシロチョウと同じくらい普通にその辺をひらひら飛んでいる平和な蝶々です。幼虫はこんな最強カラーなんですね。
 
 今日はウォーキングの最中に野性のシマヘビを見ました。思わず興奮して、急いで写真を撮ろうとしましたが、あっという間にしゅるしゅると逃げてしまいました。悔しい……写真を撮りたかったなあ……。野性のヘビは、やはり野性的でカッコよかったなあ!

 

 家に帰り、野性のシマヘビを見た余韻に浸りながら、我が家のヘビを見てみると――

 
 うーむ。
 
 野性を感じないなあ。まったく感じないなあ。
 野性のシマヘビはこちらの視線に気づくとすごい速さで逃げていったが、
 
 逃げないなあ。
 逃げも隠れもしないなあ。むしろ隠れていたのに何かを期待して、出てこようとすらしているなあ。
 
 同じヘビでもここまで違うものなのですねえ。