2018/7/24 産まれました | Be Happy Alwaysーいつもハッピーな私でいる秘訣

Be Happy Alwaysーいつもハッピーな私でいる秘訣

年はみんなが平等に重ねてゆくもの。
過去の素敵な思い出に浸るのもたまにはいいけど、
今日という日がいつも自分の人生で一番ハッピーな一日であるように、
今を生きていけたらいいなぁ~と思いながら書いています。

おはようございます、Sallyですおねがい音譜


やっとこの日が来ました!
出産レポートの日ですアップアップアップ



妊活(養生)生活から約10ヶ月
37W2Dである7月24日に
元気な赤ちゃんをこの手に抱くことができましたドキドキドキドキ



私の忘備録として

それから
予定帝王切開の方への参考になればと思い
思い出せる限りで細かく書いていきたいと思います


音譜音譜音譜音譜音譜音譜音譜音譜音譜音譜音譜音譜音譜



7月23日の入院日夜は
結局ほとんど眠れず。。。。

夜中はずっと
痛みに耐えられるだろうか
空腹に耐えられるだろうか
のどちらかに思考が支配されていました


ただ、
今回の出産入院にあたり、
以前に尊敬する方からいただいた本を持って来てあったので
「誕生」と「出産」に関する一節を読んだら
なんだかジワっと覚悟が決まってきました

いよいよ明日、産むのだなと。






翌日7月24日、
手術時間は正午と決まりました。

前日21:00から食事禁止
当日6:00からは水分も禁止
ただし6:00-10:00の間にOS-1の500mlボトルを2本飲んでください、と渡されました。
10:00-手術までは飲水も禁止です。


実は夜中からすでに
「お腹すいた〜」となっていた私です


11:00ごろになると
夫くん、
私の両親、
夫くんのお母さん
が病院に集合してくれました


手術まではリラックスして
おしゃべりを楽しみましたが

やっぱり「お腹すいた」という話題ばかりになってしまいました




手術時間の5分ほどまえに看護師さんに呼ばれ
手術室まで自分の足で歩いて行きます


夫くんは最後まで心配そうな顔で
お見送りをしてくれました




手術室に入ると
代わる代わる担当の方たちからご挨拶され

どんどん色々な管を繋がれていきました


自分の心拍がピコンピコンと音を立てるので
緊張がみんなに伝わってしまうなぁ。。

ドキドキしないようにするゾ!
と深呼吸をしたり、
変な努力をしてました



あっという間に麻酔です

台の上で横向きになりググッと背中を丸めて
背骨を突き出すような姿勢になったら
ちょうど背骨と背骨の間あたりに小さな針が入って行く感覚がありました

2-3回だったかな?
チクっとしたけれどすごく痛いっていうほどでもなく

見えない位置なので
いつ刺されるんだろう?という恐怖みたいのはありましたが


でも、実際はこの麻酔のチクっというのより
その前に手首に刺された点滴用の針の方が
痛かったのは余談です


徐々に足がボーっと温かくなるような
痺れているような感覚になってきて


看護師さん?手術の助手さん?の方に
ここ触ってるのわかりますかー?
とか確認されながら準備が進んで行きました。


実際、帝王切開の際の麻酔は
歯医者さんの麻酔と似ていて
痛みはないけど触られたりグリグリされてる感覚はあるっていう感じの麻酔だそうです。


全身麻酔で全部麻酔しちゃうとお腹の中で赤ちゃんも麻酔で寝ちゃって
誕生した時に息をするのを忘れてしまうこともあったりするんだとか

※麻酔科の先生がかいつまんで説明してくれた話です


なので、
本当に切っても痛くないんだろうか
と半信半疑な私は心臓ばくばく


そうするともれなく心電図モニターが
ピコンピコンピコンピコンって早くなる
(恥ずかしい)



それから下のお毛を処理されて
(切るところに近いからって言ってました)

その間にもほぼ剃られている感覚はなく
電動剃り器具のウィーンって音は聞こえてるので
これまた不思議な感覚でした


事前に看護師さんから手術の説明を受けた際に
「コンタクト等はされていますか?」
という質問に対して
いいえ、裸眼ですニコニコ
と答えると

「あ、、、目がよろしいんですね。
それだともしかすると手術の様子がライトの反射鏡に写って見えてしまうかもしれません。
見えたくない場合は言ってくださればライトの角度変えたりもできるので言ってくださいね」

と言っていました。


ちょうどこのタイミングでライトの位置を先生が調整していたので
そんな看護師さんの言葉を思い出していたら

本当にドンピシャ、
これから切りますよーっていう位置が
ちょうどよくライトの反射鏡に写っていて
それはそれはよく見える状態でした


人生で一回かもしれないそのチャンスに
恐怖心よりも好奇心が勝ってしまい、

そして我が子が出てくるその瞬間を見たい
という思いもあり

私はこのあと手術が終わるまで
じっとその反射鏡に映った自分のお腹を
凝視することになります



※手術の実況中継の描写が入ります。
そんなにグロテスクではないと思いますが苦手な方は注意ください。



まずはよく医療ドラマなどで見る
ブルーのシートでお腹の周りが全部囲われ
切る位置(おへそ下あたり)だけが四角く切り抜かれています


そこへ主治医の先生(執刀医)と第一助手(研修医さんなのかな?)が
「まずは消毒していきますね〜」
と明るく私に声掛けしてくれつつ

赤チンみたいな色の液体をお腹中に塗りたくってました

その後その消毒液は綺麗に拭き取られ


先生は黙々と切る位置と切る大きさを測るような仕草をしていました。


そうこうしているうちに
周りの看護士さんたちによるその他の準備が整ったようで

「それではSallyさんの帝王切開術を始めます」

みたいな感じの宣言を主治医の先生がされてから

電気メス?のような器具でピューっとお腹に一筋の切れ目(私の場合はお腹に対して横)が入りました。


(内心、おぉー本当にそうやって手術始まるんだ〜。ドラマと一緒だ〜。。。なんて感心する自分がいました)


最初に入ったメスの感覚がない!っていうことを実感した直前までは
正直見ているのが怖い気持ちもあったのですが、

痛くないとわかった後はむしろ他人事?のような感じで手術を見学しているような感覚になっていきました。


私の勝手な想像だったのですが、
お腹を切ったらもうすぐそこに子宮があって
その子宮の膜を切ったらすぐ赤ちゃんにたどり着くんだと思ってました


ですが実際にはお腹の肉の下には
何層か膜のような層があって
それを1枚1枚丁寧に確認しながら
先生が切っていきました

5層くらいまで膜を進んでいったところで
やっと子宮とご対面しました


金属の器具で切った部分を上下左右に押し広げ
視界を確保した状態で手術が進んでいきます


子宮の切る位置を慎重そうに見極めて
ピュっとメスを入れると
羊水?と思わしき液体がジワッと溢れてきました
(赤くなかったので多分血ではないと思います)


先生が中に手(指)を入れて
赤ちゃんを探す? ような動作をして
中からひょいっと出てきたのはへその緒の一部と思われる太い管

おぉ! なんかいよいよだ
とドキドキが上がっていきます

(もちろん心電図モニターもピコンピコン上がっていきます笑)


鉗子分娩で使うようなヘラのような器具を
先生が子宮の中にクリクリっと入れたと思ったら

あ!

っと思った瞬間には
赤ちゃんの頭が下向きでピョコっと出てきました


そして次の瞬間には
先生の手に抱きかかえられながら
胴体もピョコっと出てきました


先生が
「赤ちゃん出ましたよー」っていうようなことを言ったか言わないかのタイミング

赤ちゃんがこの世に出てきた瞬間のタイミングで

フ、フギャーーーーー!!!!

って
それはそれは大きな産声で
泣いてくれました


先生や助産師さんたちも
おぉーーー元気ですねーーー


ってどよめくぐらいに本当に大きな産声で


私もまだ顔は見えてないけど
新生児にしてはデカすぎる(私基準ですが)
その声を聞いたら思わず笑顔になってしまって


ホッと安心しました


そのまま赤ちゃんは
まずは色々チェックされたり
綺麗にしてもらうため
どこかに連れられていきました


その間にも手術の手はどんどん進んでます


今度は本当に先生の手がそのまま子宮の中を
ゴソゴソ触っていて

「はいちょっと気持ち悪い感覚ですよねー
我慢してねー」

みたいに言われながらお腹(上の方)から押されて圧迫されて


何をしてるんだろうと思って見てたら


ドゥルンっと出てきたのは
大きな胎盤でした!


こうやって出てくるのね!!!


大きさ(体積) 的には赤ちゃんと同じくらいの物体が出てきたんですが
うーん、なんかこれは臓器って感じの物体でしたね。


バースプランで胎盤が見たいって書いておいたので
あとでちゃんと見せてもらうことになるのですが

この胎盤(へその緒付き)が出てくる瞬間も見ものでございました


それから子宮内膜(悪露になる部分かな?)も先生が手で出したり
吸引したりしてくれて

なんだか子宮内を掃除しているんだなというような感じでした


ここまでくると先生も一安心なのか
それとも私が一安心したからなのか

先生たちがしゃべってる会話が結構ちゃんと聞こえてくるようになりました


例えば、
執刀医の先生は助手の先生にどうやら指導をしながら手術をしているようで

「こういう時はこっちに引っ張っておくと〜。。。。」
とか
「こういうの嫌がる先生もいるけど、こうやった方がXXがいいんだよ〜」
とか
手術のやり方を教えているのが分かりました。


もともとここは総合病院ですし
指導する機関としての役割を持った病院だという事前説明も受けているので

そういったやり取りは微笑ましい気持ちで眺めさせてもらいました



しばらくすると
「赤ちゃんの体重2916gです
と助産師さんの声が聞こえました



あれ?思ったより大きい


先生も

「思ったより大きかったね!先週の検診では2500g台くらいかなーって感じだったもんね。」

とおっしゃってました


予定日より約3週間くらい早い出産になったので
もっと小さく生まれてくるんではないかと思っていた我が子でしたが

今の時点で2916gもあるのであれば
あと3週間お腹にいたらどれだけ大きくなるつもりだったのだろう
と嬉しいびっくりでした


それから助産師さんが綺麗になった赤ちゃんを私のそばに抱っこしてきてくれました


「ほら〜見てあげてくださーい。
可愛い元気な子よ〜。
あ!ちゃんと男の子(予定と変わらず)よ〜

と。
あーちっちゃい
あー可愛い

助産師さんが私の手のところに赤ちゃんを持っていってくれて
赤ちゃんの肌を触らせてくれました


産まれたてって
もっとガサガサで黒ずんだ印象だったのですが

なんだかうちの子は肌が綺麗な気がする

とか、早速親バカですかね



そして赤ちゃんは家族の待合所に連れていかれました




で、ここまでは実は手術室に入ってから
30分くらいの話なんです


が、ここから先の方が長いんですよね


手術ってお裁縫なんだな、
と思ってしまった手術終いのお話を少し



誕生ムードも赤ちゃんがいなくなると終わりで
そこからはひたすらに
切った子宮と何層かの膜と
1番外側のお腹部分を
順番にかつ丁寧に
縫っていく作業が繰り返されました


執刀医の先生が縫うコツ?みたいな説明や
作業指示を助手さんに出しながら
時には助手さんにやらせて。。。。
みたいな感じでサクサク縫っていくのですが

なにせ膜がたくさんあるので作業が長い!


素人目に見ているとただ切ったところを縫っているだけなのですが
先生の助手さんへの説明を聞いていると
治りやすい方向にとか
子宮の伸縮の方向にとか
色々コツがあって、縫い方を指導しているみたいでした

ただ、(勝手に)見ている側としては同じ作業の繰り返しなので
だんだん眠くなってきてしまいました


やっと最後の1番皮膚側の縫合が終わり、
傷の部分に絆創膏のようなものを貼って


はい、終わりました〜
となった時には半分寝てました


前日ほとんど寝てなかったですから
多分麻酔のせいとかで眠いわけではなかったです



それからみなさんに服を着させてもらい
(今思い出したけど素っ裸!)

ベッドに移してもらい

ずーっと意識があるまま
病室まで運んでもらいました


ちょうど手術室を出るときに時計が見えて
この時点で13:35くらいだったと思います。
(12:00に手術室に来たので約1時間半です)


病室の手前に新生児室があり
そこで一旦ベッド搬送を止めると


赤ちゃんと再度のご対面です

家族のみんなも待っていてくれて
口々に
「頑張ったね
「お疲れ様」
「赤ちゃんかわいいねー」
など話しかけてくれました


ベッドに赤ちゃんを置いてもらい
夫くんと3人で写真も撮ってもらいました


人生初の3人での家族写真は
術後疲れで二重アゴのひどい写りでしたが
なんだか微笑ましい一枚になりました


私はここから丸一日くらいベッドから出られないので
赤ちゃんとのご対面は明日までお預けです


麻酔が切れるまでは
動けないけど痛くもないので
ベッドの上で家族とおしゃべりをすることも
ふつうに出来ました


おしっこはカテーテルに繋がってるので
トイレに行く必要もないし

下半身麻酔で腸も寝てるので
便意はありません


麻酔が切れた後はどれだけ痛いのだろう
と内心ビビりまくっていたのですが
麻酔が切れそうなタイミングで痛み止めの点滴を開始してくださったので
じっとしてる分には痛みはそんなにありませんでした。

時々生理痛のような子宮が収縮するような感覚(痛み)はありましたが
思ったよりも強い痛みではなく今のところ我慢できる範囲です


出産当日は手術直後に赤ちゃんとほんのちょっとしかご対面できなかったので
なんだか実感が湧かなかったのですが

翌日(昨日)になり、
改めて赤ちゃんを抱いた時、
あぁ可愛いな、愛おしいな、
これが我が子なんだな、
と色々な感情が溢れてきました




私がいる病院では帝王切開の場合
母子同室になるのが術後2日目(今日)からなので

いよいよ今日のお昼頃から赤ちゃんとずっと一緒の生活が始まります


病院にいる間に
授乳とか
その他赤ちゃんとのコミュニケーションとか
色々指導してもらって
実生活に入れるように練習させてもらうらしいです
(ありがたい!!)


入院中のあれこれまでのお話は妊娠記録として書いていき、
その後育児記録に切り替えていこうかな、
と思っています



長くなりましたが
読んでくれてありがとうございます


音譜音譜音譜音譜音譜音譜音譜音譜音譜音譜音譜音譜音譜


あなたにとって今日1日が
やさしい気持ちでいっぱいの
ハッピーな日になりますように