結局ね
今のこの瞬間を「この時」だと想えるかどうかなんだと想うんだよ
想い出とか心の記憶なんてホント曖昧なもので
自分にとってだけ都合よく脚色されて残るものだ
以前ね
このブログの熱心な読者だった方の記事を拝見していて
学生時代から書き続けて来た何冊もの大学ノートに書き綴った日記、手紙…
そして写真たちを
燃やしたりシュレッダーで処分したとのことだった
これから新しく始まる暮らしの為だろうなとは想像は出来るけれど
何て感傷的でドラマチックなシーンなんだろうなと
そんな風にはボクは一切想わない
君は日記や写真を処分したことがありますか ?
そんなことをして何もなかったことになんか出来ないわな
その心情というか気持ちだけは理解出来るよ
それで何かをリセット出来たり新しく生まれ変われるのなら
忘れられるのなら
この世の中…誰も苦労はしないよ
他人と過去は変えられないとよくいうよね
でもね
この今が本当に充実していて幸せだったら
これまでのどんな過去にも
意味のある出来事だったのだ
それぞれに勉強させてもらい学習したと
様々な出逢いや出来事に
感謝出来るというものだよ
もしそうじゃなかったら
この「今」はなかった筈
ボクにとって
帰りたいあの日はないよ
明日という未来をどう楽しもうかな
半地下の保管庫に眠る数億カットもの写真たち
皆があの時と想う頃に
ボクはあの時をにこの時と想えたから
シャッターを押せたのだと想っています
写真を撮りたい気持ちになる
目の前にずっと見ていたい写真が飾ってあるって
いいよね ^^