ついね |   写真家 ルーム 

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 飛行機はね

ボクにとっては

出来れば乗りたくない乗り物なんだ

ただね

もう乗ってしまったら

つい撮ってしまいたくなるのも確か  (笑)

今から20年ぐらい前なら

航空会社のサービスの一環として

飛行中のコックピット内に入れてくれて

操縦席の中から撮影させてもらえていたんだよ 

そんな時代だったね  (笑)

そりゃね

普段は見上げてるのに

空の雲を見下ろせる視点というのは

かなりの非日常だと思うよね

でもね

つい撮ってしまいたくなる気持ちと

それを本当に撮ってしまうこと

そしてセレクトした上で公表してもいいかどうかは別物だよ

写真が持つ記録性やリアリティー

そのルールとモラルの線引きだよね

もしボクが料理人だったら

食べに来たのか撮りに来たのかハッキリしろと言いたくなる場面はあるね  (笑)

何事にも限度というものがある

自分側の都合や勝手な気持ちではなく

あくまでも相手側が嫌悪感や不快、迷惑だと思われたらセクハラ行為なのと同じだ

厳密に言えば

この世の中に

承諾なく無断で撮っていいものなどないんだ

ボクは口下手だけど

交渉力はあると思うな  (笑)

花や風景にしても

感情のクレームや文句を言えないだけで 

本当はもっと美しく真面目に勉強して撮ってくれと言いたいところかもしれないね  (笑) 

言葉に限らず

写真を撮るということは

ある意味・・・

相手を納得させ信頼を得ること

無言も含めての交渉力なのかもしれないと思ってる 

それが能書きや理屈ではない写真を撮るということの難しさ

光画と呼ばれていた時代があったほど  

写真とは光だよ 

美しい光に選ばれて

自分が指名されたいなとは思っている  ^^