片付けも自分もラクにするコツ
先日、娘が海外でのホームステイを終えて
帰宅しました。
その娘が
「あの家、掃除しないの」
という。
その時は
「きっと、忙しいんだよ」
と応えましたが
よ～く考えてみた時に
ふと思った事をご紹介します。
以前もブログでご紹介したと思いますが
おうちにもよるかもしれませんが
ある海外の国では
火を使う料理をあまりせず
パンやチーズなどをお皿に出して
家族は好きなようにそれらを食べる
そして
またある国では
タオルは、タオル掛けに吊るしておけば
乾くから、という理由で
洗濯も毎日しない
という場合もあるようなんです。
これを聞いた時に
皆さんは、どう思いましたか？
え～？！、手抜きじゃん！
とか
不衛生！
なんて感じませんでしたか？
私も同じような感想です。
でも、そうやって
洗濯は毎日やる
食事は、お母さんの手を加えた
料理を出す
掃除は毎日やる
というような私達日本人の中にある
「当たり前」が
実は、私たち自身を苦しめてしまっているのかな
と思うのです。
実は、選択肢は、本当はたくさんあって
料理はそんなに必死で作らなくても
火を使わない事で
楽をする事、時間を作るを
重視しよう
とか
洗濯を毎日する事の清潔よりも
２日に一回とか３日に一回などにすることで
時間的な余裕を作るようにしよう
とか
そんな風に
目先の「やる事」という使命感だけに
目を向けずに
その先の得るモノに目を向けて
自分自身にとって何が本当に大事なのか？
何を本当に手にしたいのか？を
選んで行けると良いのではないかと思います。
料理を一生懸命手を掛けて作る
という事で
「私はちゃんと主婦をしている」という
責任を果たした気持ちになったりもしますが
それをすることで
家族とのだんらんの時間や子供に目を向ける余裕は
捨てることになってしまう事もあると思います。
そう考えた時に
自分がどっちをやりたいのか？
を考える事。
それが私たちには
大事な事ではないかと思うのです。
先に書きました
食事の支度に「火を使わない」
その理由は
料理をする時間や片付けをする時間を
家族とともに過ごす時間に充てるため
だそうです。
もっと柔軟に広い視野で考える事が出来ると
もっと私たちはラクになるのではないかな
と思います。
そして、このことは片付けも同じ。
これを捨てたら後悔するかも
なんて思って
捨てられない事って
ありますよね？
私もあります～
でも、捨てないという選択もありですが
捨てない事で得られるのは
生活の変化がないために
捨てて後悔するという事を味わう事はない。
ですが
モノを捨てることで得られるには
「片付けたい」と思う気持ちを実現できて
「達成感」を感じられるし
モノを使う時の気持ちよさ
使ったら戻そうとする
自然な行動が出来るようになる。
そうすると
気持ちにも余裕が出来て
家族にも優しくなれたり
仕事にも前向きにやることが出来る
なんてこともあるはずです。
「これはやる事」
と思っている私たちの「スタンダード」は
本当は「スタンダード」ではないかもしれない
と疑ってみることをお勧めします。
ここ数年で、社会も少しずつ変化してきています。
だからこそ、私たちの中にある
「当たり前」という
常識や慣習も変化させる時が
来たのではないでしょうか
そして、そうすることが
自分達の生きずらさを
溶かしていく事につながるのかなと思います。
皆さんの暮らしのヒントになれば
うれしいです。
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