あすかのお知らせ ~心の踏み台~ | カウンセリングルームあすかのブログ

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【正しさか柔軟性か…?】

  「子どもは親を踏み台にして成長する。

   だから、しっかりした踏み台が必要である」

     (佐々木正美 「子育て歴 ことばの森」より)

 

「しっかりした踏み台」って、どんな踏み台なんだろう?

ずっと、私のなかにあった疑問でした。

私の母は「しっかりした人」でした。いつも「正しさ」の中にいました。「常に正論」です。

私も無意識に、母を見習って「正しさ」の中で生きてきたように思います。そして、どんどん生きづらくなっていきました。

カウンセリングと出会い、いろいろな方々と出会い、子どもたちの成長とともに私も成長し、私の中の疑問は膨らみました。

カウンセリングで出会う方々は、まじめな方が多く、正しくない自分を責める傾向があります。

 

そして、心理を学び、生きづらさの中で辛い思いをしている方々との出会いから、今の私が思うことは、「心のしなやかさ」が、心の回復には大切だということです。

これが「メンタルの強さ」につながるのだと思います。

 

「しっかりとした踏み台」とは、「柔軟性のあるしなやかな踏み台」ではないでしょうか?

跳び箱をイメージすると、そういう弾力性のある踏み台があると、一気に自信を持って社会に飛べるように思います。

逆に、固い踏み台はなかなか飛べません。まして、踏んだとたんにずぶずぶとぬかる踏み台は…?

ある生徒と、この「踏み台」の話をしたとき、その生徒が言ったのは「オレが自分で踏み台作る!」でしたビックリマーク

 

親だけでなく、先生や社会が「柔軟性のあるしなやかな踏み台」になると、若者たちは自信を持って飛べますね~

今日は、これからある高校の職員研修会です。

その中で、発達心理や心のメカニズム、そして関係性の中での育ちあいなどのお話をしてきます。もちろん根底は「しなやかな心での関り」です。これが人間関係には最も大事だと思います。

ぜひ、先生方も「しなやかな心」で生徒さんたちに関わっていただけることを願って、お話をしてきますニコニコ

 

キラキラ「心のストレッチ」

・6月18日(火) 18:30~20:30

・7月16日(火)    〃

・野幌公民館 和室2号

・参加費 500円

※どなたでも、自由にご参加ください。

 自由にお話する所ですが、秘密は守ります。

 一人で抱えると、心が硬くなります。誰かに話すことで、少し

 心がほぐれます。これがストレッチです。

 「心のしなやかさ」を一緒に体験しましょう。

 

リボン個人カウンセリングは、新規の方はお受けしていません。