【良い子と生きづらさはつながっている?】
今年のゴールデンウイークも、終わりました
みなさんは、自分のために、どのように過ごされましたか?
「時間は、そのまま命の使い方です」という言葉を、いつも思い出します。
そして、ここから本格的に今年度の活動が始まります
私の場合は、スクールカウンセリング、就労移行支援コミュニケーション講座、若者サポートステーション相談員、そして短大講師(保育科)です。さらに昨年から札幌チャレンジドの活動の一環として大学生と高校性向けに「自己理解・コミュニケーション講座」を、担当しています。
若者と関わると、若者の生きづらさを感じる事も多いです。
そこで私にできる事は…
先日、日高高校で実践表彰を受けたときに、記者さんのインタビューの中でお応えした「私は、子どもの心の通訳です」と言った言葉に教頭が感銘してくれました。
あらためて、私にできることは「子どもの心の通訳」かもしれないですね
けれども、過去わが子の心を理解することは、なかなか難しかったです
ある娘が小学2年生の時、私からすると困った事をする娘と、ある日の夜に時間を取って二人でお話した時のことです。
私は、ゆっくりと「なぜいけないと思うのか」を説明しました。初めは興奮していた娘も、だんだんトーンが下がってきて、頷きも多くなってきたので、私は娘に「お母さんの言っている事、わかった?」と聞きました。娘は頷きました。
そして私は「何がわかったかを、教えて」と言いました。すると娘は「お母さんは、私の事何もわかっていないということがわかった」と言うのです!
「何も伝わってない」私は言葉を失いました…
でも、その後自問自答した時「私は本当に娘の気持ちがわかっていなかった。私の気持ちをわからせようとしていただけだった」ことに気づきました。
これは、私の心の転機となりました
あれから20年以上経ちました。けれども、子どもの心を理解することはやはり難しく、その中で「良い子」として周り(親や環境)にあわせて頑張ってきた子ほど、思春期を過ぎるころから「生きづらさ」を感じる傾向があるように思います。
私は、そういう若者には「自己理解していくプロセス」を大切にしています。
それは、「自分が頑張る」→「自分の事を理解する」→「全体(世代間連鎖も含)が見える」→「肩の力が抜ける」→「自分らしく生きる方法を見つける」となります。それを目指しています。
私たちには「安心して自分と向き合う」空間と時間が大事です。
長いお休みは、観光地で楽しむことも大事、ゆっくり自分と過ごすことも大事…
「大人の都合の良い子」は大人が安心したい気持ちから生じますが、優先されるのは大人の納得ではなく、子どもの心の安定です。
それを、聴ける大人になりましょう
「心のストレッチ」
・5月21日(火) 18:30~20:30
・6月18日(火) 〃
・野幌公民館 和室2〃
・参加費 500円(税込み)
※どなたも自由にご参加ください。
そこに居るだけでもいいですし、せっかく来たのだら、お話してもいいです。
「心の保健室」のご案内
・6月1日(土) 10:00~12:50(ただし個別には50分ずつです)
・市民交流施設「ぷらっと」会議室
・参加費 1,,000円
・問い合わせ・申し込み 江別市民活動センターあい(011-374-1460)
※気になり事があるけど、どこに相談したらよいかわからない…
病院へ行き程でもないかな? など
※個人相談ですので、気軽にご相談ください。
「個人カウンセリング」
現在、新規の個人での相談はお受けしておりません。
もし、ご相談がありましたら、上記の「心の保健室」がお勧めです。