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利回り(配当+優待)5%以上のものに投資してキャッシュフロー積上げを目指すブログ

投資の世界で29年間生き延びてきた平凡(?)な個人投資家です。
1)利回り(配当+優待)5%を目指せるものに長期で
2)資産額よりキャッシュフローを重視した投資を実践
3)最近は「どう使ったら充実した人生につながるのか?」がテーマ

こんにちは、ろんです。本ブログへご訪問いただきありがとうございます。

 

連休中いかがお過ごしでしょうか。今日は、4/末に政府・日銀による為替介入が実施されたことを受け、日銀の為替介入から見るドル円の適正レートを考えてみました

 

為替介入が行われたということは政府・日銀は今が円安だと考えているということであり、外国株式を持っていて大丈夫?と心配になった方もいるのではないでしょうか?

 

結論から言うと、「先のことはわからない、ただし、政府・日銀が考える為替介入の基準は適正の可能性が高い」が私の現時点でのスタンスです。

 

私としては、このまま円安方向に動いても、トレンドが反転して円高方向に動いても良いように準備しておきます。 今日は私がそう考える理由を、長期チャートを使って分かりやすく整理します。

 

ご訪問いただいた方の資産形成に、少しでもお役に立てれば幸いです。

 

この記事は、”GWに腰を落ちつけて書いてみよう”と結構時間をかけて記載しました。いいね、が集まれば同様の記事を増やしたいと思います。少なかったら、ライトな記事を増やす予定です。
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■為替介入の歴史を振り返る

政府・日銀による為替介入が初めて行われたのは 1991年5月が初めてです。そこで、1990年以降のチャートを使って説明します。

 

今日までに行われた介入は 383回。

ただ、同じ時期の介入をまとめると、実質的には 39回の“介入フェーズ” があり、今回が 40回目の為替介入、という位置づけになります。

データは財務省の「外国為替平衡操作の実施状況」を元に整理しました。為替のチャートに、政府の介入時期を重ねてみました。米ドル売り・日本円買いを青で、米ドル買い・日本円売りの時期を赤で記載したものが下の図になります。

(出典:Trading Viewに追記)

 

こうして並べてみると、「為替介入って、“歴史の積み重ね”なんだな…」と感じます。


 

■ドル円の“適正レート”は125円?

介入レートの青と赤の丸をみると、政府・日銀が“ドル円はこのあたりにいてほしい”と考えているラインは125円/$前後 にあるように見えます。

もちろん、これは“過去の行動から読み取れる傾向”であって、公式に発表されているわけではありません。

しかし、チャートに線を引くと、「おお、確かに…」と納得してしまうレベルで整合性があります。

 

 

■為替介入に意味はあるのか?
次に、為替介入にどういう意味があるのかを見てみます。まずは、2004年までです。緑の枠にご注目ください。

 

私がこのチャートからわかることは、

 

・短期:反転の効果あり
・長期:市場のトレンドには逆らえない

 

です。1991〜2004年の介入ラインを見ると、政府は 125円/$ を挟んで急激な円高・円安に反応しています。

介入直後は数円単位で動くことが多く、「短期の急激な行き過ぎを和らげる」という意味では効果大。

しかし——

1993年以降の円高局面では、再三の介入にもかかわらず円高は止まらず、最終的に80円/$台へ。

このことから、長期トレンドは市場の需給が決めるという現実が浮かび上がります。

 

 

■2004年以降は“許容範囲”が広がった

次に、2004年以降を見てみましょう。政府は 2010年まで介入を行いませんでした。



「長期トレンドを変えることはできない」と悟ったのかもしれません。

その後、90円/$を下回った「ここはさすがに行き過ぎだろう」というラインで再び介入が行われています。

当時、私は原価計算の仕事もしていましたが、「80円/$ではどう頑張っても輸出では利益が出ない」  と同僚とよく嘆いていたのを思い出しました。あの頃の現場の空気は、今でもよく覚えています。為替は生活にも仕事にも、本当に大きな影響を与えるんですよね。

 

 

■そして2022年、円買い介入へ

 

当時の円高を受け、企業は為替に振り回されないようにするため、海外への生産移転を進めました。

ユニクロが海外での売り上げを急激に伸ばした時期とも重なります。

 

約10年の時が過ぎ、次の介入は約10年を経て 2022年9月22日。今度は 円買い介入 です。時代は変わりました。
理由は明確で、160円/$ に迫る円安は“行き過ぎ” と判断したから。

その後、今回の介入を含めて 5回の円買い介入 が行われています。そして、今のところ、円安トレンドは反転していません

 

 

■で、今後のドル円はどうなるの?

為替介入の歴史から言えることは2つ。

① 介入で短期は動く
② 長期は市場が決める


つまり、政府は「160円/$は円安すぎる」と考えている 。一方で、市場が「160円が妥当」と判断すれば円安は続く、ということです。

さらに、1973年の変動相場制以降のチャートで見ると、

変動相場制移行後、円安と円高を繰り返しつつ2011年の75円/$まで円高が進みました。

 

・その後トレンド転換し、「今はまだ円高水準」

 →まだ円安は進む

 

・トレンドは転換しておらず、今はその揺り戻しの中で「今は一時的に円安になっているだけ」

 →円高は進み続ける

 

というどちらの見方もできます。

 

結局のところ——

 

未来の為替は私にはわからない、そして、おそらく誰にもわからないでしょう。

 

ただし、インフレの進行や海外との物価差を考えると、いずれ円高になる可能性が高い、と私は考えています。円高寄りですね。

これが今のところの私の正直な結論です。

 

 

■ではどうすれば?

為替の未来を読めないなら、どちらが来てもいいように準備する。

それが私の結論です。

そして、これは“1500万円で月5万円の不労所得を得る実践ポートフォリオ”につながります。

・円高でも耐えられるよう為替の絡む商品の割合を抑える
・円安でも恩恵を受ける

 

という、長期でブレない構造を意識しています。

 

 

■本日のまとめ

為替介入の歴史を振り返ると、政府・日銀がどこを“守りたい”と考えているのか、その傾向が見えてきます。

ただし、介入は短期には効くが、長期トレンドは変えられない。

だからこそ、私たち個人がやるべきことは、未来を当てることではなく、どんな未来が来ても耐えられる“土台”を作ること。

為替は読めない。でも、準備はできる。それが、資産形成の一番の安心材料になります。

 

 

■次回予告

土曜日編の “1500万円で月5万円の不労所得を得る実践ポートフォリオ”で深堀をしていく予定です。「円高でも円安でもぶれないポートフォリオ」 を具体的に解説します。

 

 

 

本記事が、みなさまの資産形成の参考になれば幸いです。いいね、フォローやコメントをいただけると、今後の更新の励みになります。

 

 

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