こんにちは、ろんです。本ブログへご訪問いただきありがとうございます。「将来のゆとりは、日々の小さな積み重ねから生まれる」そんな想いのもと不労所得を育てており、2025年は122万円を超えました。
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以下が前回のブログです。
上の子が先日大学受験を終えました。東大からは合格を頂けなかったのですが、受験してよかったと心から思いました。
■大学が決まるとほぼ決まる子供の教育費
上の子の大学受験が終わり、同級生たちの進学先が出そろってきました。
同じ部活動の同級生の進学先は、
・東大 6
・早稲田大 3
・慶應大 3
・医学部 1
・海外大 2
・浪人 3
と私にとっては眩しすぎる結果でした。上の子は東大合格者数でトップ3に入る高校を先日卒業したため、学校名を聞いて、結果だけ見ると当たり前に感じるかもしれません。
しかし、合格が出るまで同級生の子の不安、親の不安を妻を通じて聞いていた(聞かされていた。。)ため、よく話に出ていたあの子がここへ進学するのか、と聞くと感慨深いものがあります。
そして受験が終わって1週間。入学金納入や必要な書類の送付手続きを一通り済ませた今、肩の荷が大分降りてホッとしています。大学が決まると、大学に必要な費用が分かる、つまり、子供の教育費がほぼ確定することを実感として持てたためです。
■子供のルート別教育費目安
今回上の子の教育費がほぼ確定したことで、改めて、教育費はどの程度かかるのかを整理してみます。
下の図は上の子の保護者の間で出回っていたPivotというYoutubeチャンネルで使用されていたルート別の教育費の図です。
出典:Pivot 【備えよ!受験にかかる見えない教育費】
これを見るだけで、子供の教育ルートにどのようなものがあり、その金額の目安がわかります。個人的には、金額の目安は記載の通り最低限で、実際はもっとかかるのが実感です。しかし、それでも小さいお子さんを持つご家庭では、自分の子の教育ルートを考えてみるのには一回これでいいのかな、と考えます。
例えば、高校までは公立で、大学は私立文系であれば、20+72+57+105+400 =654万円が最低限、ということになります(なお、我が家の教育費はVol.158でラフに算出した結果を載せています)
■我が家の教育ルート
上の図に、子供のルートを赤矢印、私のルートを緑字で追記したものです。私はAll 国公立コースで、最安のルートで卒業しました
実際は浪人もしましたし、大学院まで行かせたりしてもらい親には感謝の気持ちしかありません。親になると親の気持ちをしみじみ理解できます。
そんな自分のルートを踏まえて、私の子供は赤い色の矢印のルートを進みました。常々
”頼むから自宅から通うことができる国公立大学へ行ってほしい”
と子供に伝えていました。残念ながら大学は私立になってしまいましたが、要望に応えようと頑張ってくれた子供にはおつかれさまと言いたいです(下の子には是非右下の国公立大学のルートへ行ってほしいと頼み続けます。。)
赤(子供)と緑(私)の違いは、中学受験を行ったかどうかです。子どもが私自身と違うルートに進んだのは偶然ではなく、親の意思が入っています。
■私立中高一貫校のルートへ我が家が進んだたった一つの理由
私立中高一貫校へ進ませた理由はたった一つ。それは、私立中高一貫校の抜群の進学実績です。家庭によっては、付属私立にいれて大学受験を回避する、学校環境の良さを重視するなど様々あるかもしれませんが、我が家の決め手となったのは進学実績でした。
昨今ますますトップクラスの国公立大学は私立の中高一貫校が多数を占めるようになっています。実際に子供を通わせてみて、その理由もはっきりと理解できました。
鏡の裏側の関係にあるのですが、私立の中高一貫校の躍進に伴い、公立高校の進学実績は凋落の一途です。特に私の住んでいる県では、私の時代は学区ごとに進学先が概ね決まっていたのですが、県内であればどこへ行っても良い、と変更されました。
結果、一部の高校に成績優秀者が集中する結果となってしまい、全体としては合格実績は更に私立中高一貫校に押される結果になってしまったと感じます。今までは学区のトップが地区ごとにばらけていたのに、一か所に集めたことで、トップが集まった学校はいいのですが、それ以外の学校ではその学校で目標となる生徒のレベルが下がってしまったと考えています。
■私立中高一貫校と公立で進学実績に差がついてしまった5つの理由
息子の受験を通して、そして同級生の進路を見ていると、「なぜここまで私立と公立で進学実績に差がつくのか」 という問いに向き合う機会が増えました。
私自身が感じている理由を、5つに整理してみます。
① カリキュラムの違い(仕組みの差)
私立の多くは、高2までに高校範囲を終わらせ、高3は受験専用の1年にする という“大学受験に最適化された仕組み”を持っています。
一方、公立は学習指導要領に縛られ、進度を自由に調整しにくい。この「仕組みの差」が、まず大きな違いを生みます。
公立高校の生徒が新一年生で入学して、”これから楽しい高校生活を!”と考えている時に、私立中高一貫校の生徒は、”そろそろ受験を意識しないとな”と考え始めているのです。
② 教員の専門性と学校のミッション(人の差)
私立は受験指導に強い教員を採用し、実績が出ると評価される。カリキュラムを柔軟に変更できる。つまり、“大学合格を出すこと”が学校のミッション。
一方、公立は異動が多く、指導の継続性が弱い。受験指導が得意な先生が毎年変わる。そもそも「地域の子どもを等しく育てる」が目的。
目的が違うため、結果も違って当然です。
③ 生徒層と家庭環境(集まる子どもの違い)
私立は入試で生徒を選抜するため、学力層がそろい、授業の進度を揃えやすい。公立中学校の教員になった同級生は、"小学生の時点でその学力差は相当に開いており、選抜のない公立では学力層にばらつきが大きいため、授業のレベルのあわせどころが難しい"と嘆いていました。
また、教育費をかける覚悟のある家庭が多く、塾・家庭教師・学習習慣のサポートも手厚い。“学校の差”だけでなく、“家庭環境の差”も進学実績に反映されるというのが現実です。
④ 授業時間と学習量(時間の差)
私立は7限授業があったり、最初驚いたのですが、土曜授業がいまだにある学校もあります。長期休暇中の講習もあり(成績が悪い人は強制参加になる)、圧倒的に授業時間が多い。
一方で、公立は法律上の制約があり、授業時間を増やしにくい。単純に、「学習量が違う」=「結果が違う」という構造です。
⑤ 設備・環境の差(学びやすさの違い)
これは実際に学校を見て強く感じた点です。私立は、新しい校舎、自習室、ICT環境、進路指導室など、学習環境が整っています。上の子の学校は土日も自習室が解放されており、昼夜も食堂で済ませることができました。
一方、昨年私の母校に久しぶりに行ったところ、耐震工事こそおこなったものの、30年以上前の校舎をほぼそのまま使っており、部室はペンキを塗っただけで当時とほぼ変わらないものでした。 環境は、子どものモチベーションにも直結します。
■まとめ:進学実績の差は“1つの理由”ではなく“構造の差”
私立中高一貫校と公立の進学実績の差は、 以下の5つが積み重なって生まれています。
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仕組み(進度・カリキュラム)
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人(教員の専門性・学校のミッション)
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生徒層と家庭環境
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授業時間と学習量
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設備・学習環境
どれか1つではなく、 複数の要素が“構造的に”積み重なって差が生まれている というのが、私が感じた厳しい現実です。
■次回
次回は、今回の厳しい現実を踏まえつつ、「では、親としてどんな準備をすれば“選べる教育”が手に入るのか」というテーマで整理してみたいと思います。
教育費は、ただの支出ではなく、“子どもの未来の選択肢を増やすためのお金” です。
どのルートを選んでも後悔しないために、わが家が実際に行ってきた「教育費の備え方」を次回以降お伝えします。
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