シナリオに追われて、なかなかブログがかけていませんでした。待ってる方はいないだろうけど、前に書いたブログで

帚木蓬生さんの『日御子』を読んだら感想を書くと書いたので、それについて書きますニヤリ

 

 


帚木蓬生さんの説では、卑弥呼は九州で邪馬台国を築いていたことになっています。


卑弥呼が主人公ではなく、筑紫の王たちの使譯(通訳)をつとめた「あずみの一族」から見た目線で書かれた本です。


物語は金印で有名な奴国(那国)に仕えた「灰」から始まり、伊都国の使譯となった「針」、邪馬台国(弥摩大国)の日御子につき従った「炎女」、日御子の死後、魏との交渉にかかわった「銘」や「浴」の時代まで、九代に渡った物語です。


空白の期間のことを、小説家としてしっかり肉付けし、この歴史が真実じゃないかと思わせる力量、本当にすごいです。これ、精神科医されてる合間に書かれていますからね…マジ神ですわ。


「あずみの一族」が守ってきた教えは、帚木蓬生さん自身が気をつけておられることなのかなと思って読みました。



それにしても中国の歴史書に登場する卑弥呼が、未だ何処にいたか判明してないって不思議ですね。


神武天皇が日向国から出てきたなら、卑弥呼が九州に居てもおかしく無い気もして、私も九州説推しなのですが…


最近の学説では畿内説の方が強いのかな。

邪馬台国は「ヤマト」とも読める…

でも正式なヤマトの歴史ならどうして隠すのでしょうか?



それに、東アジア最大の蛇行剣が見つかった、奈良県・富雄丸山古墳の被葬者も気になりますね。


このお墓、櫛や鏡が見つかっており、しかも呪詛の形で埋められた見方もされています。被疑者はニギハヤヒノミコト、ナガスネヒコと推理されている方も多いようです。


年代は合わないけど、(もし後に作り直したとしたら)卑弥呼の墓だとしても、おかしくないレベルの古墳です。遺骨は何も残ってないから、そもそも入れてなかったのかもしれないよね。



宮内庁も隠しておられるなら、こっそり教えてくださいよ〜って思ってしまう、今日このごろです。


卑弥呼のお墓と『ガラスの仮面』の最終話は知ってから、あの世に還りたいの〜口笛



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