押切蓮介の漫画を「貞子vs伽椰子」「地獄少女」「戦慄怪奇ワールド コワすぎ!」などのホラーの鬼才・白石晃士監督・脚本が映画化。
夢の一戸建てマイホームに引っ越してきた神木家。
しかし、家族7人の幸せな時間も束の間、どこからともなく聞こえてくる奇怪な笑い声とともに、家族が一人ずつ謎の死を遂げる。
そんな中、中学3年生の則雄(南出凌嘉)は、同級生の住田(近藤華)から突然、“気をつけて”と声を掛けられる。
そんな神木家を恐怖のどん底に突き落とす呪いの根源は、この家に棲みつく少女の霊“サユリ”だった。。。
次々と起こる不可解な現象の中、遂に則雄にも少女の影が忍び寄ってくる。
パニックに陥った則雄の前に現れたのは、認知症が進んでいるはずの“ばあちゃん”(根岸季衣)だった。
“いいか。ワシら2人で、さっきのアレを、地獄送りにしてやるんじゃ!復讐じゃ!!”。
こうして、残された則雄とばあちゃんによる、壮絶な復讐劇が幕を開ける!
出演は、「ザ・ファブル」などの南出凌嘉、「湖の女たち」などの根岸季衣、「アイミタガイ」などの近藤華、「もしも徳川家康が総理大臣になったら」などの梶原善、「プロミスト・ランド」などの占部房子、「子供はわかってあげない」などのきたろうなど。
脚本は他に、安里真里。
音楽は、「シェアの法則」などの石塚徹、「ひみつのなっちゃん。」などの鈴木俊介、「Winny」などの田井千里。
映倫区分R15+
2024年作品
日本映画
配給はショウゲート
製作会社は「サユリ」製作委員会(博報堂DYミュージック&ピクチャーズ=VAP=ジェンコ=スタジオLeLe=東北新社)(製作幹事:博報堂DYミュージック&ピクチャーズ=ジェンコ/製作プロダクション:東北新社)
上映時間108分
原作漫画は未読です。
存在も知りませんでした。
ちょっと調べてみると、漫画は評判がいいんですね。
まあ、普通に面白かった。
ちょっと怖いところもあった。
特に前半に。
構成的には前半後半に分かれていて、前半はホラー映画要素強め。
後半はリベンジ!という感じで、急展開します。
後半の展開は、思わず笑ってしまうほどの怒涛の展開。
これは完全に白石晃士監督ワールドですね。
ファンは大喜びするんじゃないでしょうか。
白石晃士監督の真骨頂という感じでしょうか。
怖いばばぁの映画はよくなりますが、今作のばばぁはほぼ主役でなかなかインパクト強め。
根岸季衣のばばぁ、いいですね。
演技も凄いですが、演出もいいですね。
ただ、全体的には白石晃士監督のファンは喜びそうですが、そうでないと。。。
どうなんでしょうか。
そこまでの作品ではないと思いますが。
個人的には、白石晃士監督作は前作の「戦慄怪奇ワールド コワすぎ!」が、映画が嫌いになりそうなくらい面白くなかったけど、今作はちゃんとおどろおどろしさも、ジメジメさもあって、予算の少ないB級ジャパニーズホラーの良さが見えるところもあった。
さすがに「呪怨」とまではいかないにしても、何も考えず単純に、なんだか怖い!ってなるのがいいですね。
■興行収入予想
現段階では上映館数136館と少なめ。
8月23日(金)からの公開。
同日の公開作品は、「ラストマイル」、「恋を知らない僕たちは」、「モンキーマン」、「ソウルの春」、「エターナルメモリー」、「ポライト・ソサエティ」など。
白石晃士監督作品としては、2023年の「戦慄怪奇ワールド コワすぎ!」は不明。
2022年の「愛してる!」は約700万円。
2019年の「地獄少女」は約1,000万円。
2018年の「不能犯」は約7億7,000万円。
2016年の「貞子vs伽椰子」は約10億円。
というような興行収入。
さて今作はどうか。
この上映館数のわりには、少しはヒットしそうな気がします。
初登場10位スタートと予想。
最終興行収入は7,000万円と予想。

星3つ(5点満点)
★★★
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