「デッドプール&ウルヴァリン」の映画レビューと興行収入予想 | roninの最新映画レビュー&けっこう当たる興行成績予想ブログ

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映画大好き、シナリオライター&映画興行予想師(自称)でもあるroninが、劇場で観た最新映画の感想とその映画の興行成績を予想します!

マーベルコミック随一の破天荒ヒーロー、デッドプールの活躍を描くアクションシリーズ第3弾。

「ブルー きみは大丈夫」などのライアン・レイノルズ扮する異色のヒーロー、デッドプールと、「グレイテスト・ショーマン」などのヒュー・ジャックマン演じる驚異的な治癒能力と不死身の肉体を持つウルヴァリンの2人のヒーローが共演する。

不治の病を治療するために受けた人体実験によって不死身の体を手に入れたウェイド・ウィルソンは、破天荒な無責任ヒーロー、デッドプールとして活躍している。

個人的な理由で戦いを続けるデッドプールだったが、ある日、大切なファミリーのために世界の命運を懸けたミッションに挑むことに。

そして彼は、このミッションの鍵を握る“爪野郎”ことウルヴァリンに助けを求める。

監督・脚本・製作は、「フリー・ガイ」「ナイト ミュージアム」シリーズなどのショーン・レヴィ。

出演は他に、エマ・コリン、「デッドプール」シリーズなどのモリーナ・バッカリン、「ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE」などのロブ・ディレイニー、「デッドプール」シリーズなどのレスリー・アガムズ、「エジソンズ・ゲーム」などのマシュー・マクファディンなど。

ライアン・レイノルズは脚本・製作も兼任。

脚本・製作総指揮に、「デッドプール」シリーズなどのレット・リースとポール・ワーニック。

脚本はは他に、ゼブ・ウェルズ。

音楽は、「ザ・ホエール」などのロブ・シモンセン。

原題「DEADPOOL & WOLVERINE」

2024年作品

アメリカ映画

配給はウォルト・ディズニー・ジャパン

製作会社はMarvel Studios=20th Century Studios=21 Laps Entertainment=Donners' Company=Maximum Effort=TSG Entertainment

上映時間128分

 

 

うーん。。。期待してだけに、正直かなり微妙ではありますが。。。

ギリギリ、かなぁ。。。

明らかに1作目の時よりは質が落ちていると思います。

それでも、デップーは好きなんで、それなりには面白いけど。

まあ、近年のMCU作品と比べると、マシな方ですけどね。

でも、ウルヴァリンのヒュー・ジャックマンの復活は嬉しいなぁ。

これだけで、「X-MEN」が好きだった頃を知っている世代は、テンション上がりますね。

 

 

ただ、一歩間違えば全然あかんということもありえるような物語だし展開ですね。

ノリはいいですが、物語自体があんまり面白くないんですよね。

正直、かなり幼稚です。

でも、15歳未満はNG映画。

全体的にいうと、バカみたいな映画。。。とも言える。

うーん。。。素直に見たら、デップーが好きでなかったら、きっと面白くなかったはず。

なので、個人的には好きだったデップーもこの出来では、本当にもうマーベルは終わったのかなぁ。。。

とも思える作品でした。

ただし、このバカみたい映画ノリが好きな人にはちゃんと楽しめると思います。

 

「アベンジャーズ」や「X-MAN」「ブレイド」がネタがいっぱいのてんこ盛りです。

マーベルだけでなく「マッドマックス」なども。

入れすぎで、ちょっと引いてしまったわ。

なんでも絡ませたらいいってもんじゃないで。

それと、もうマルチバースはいいって。

劇中でマルチバースのことをデップーがディスってたけど、逆になんかシラけるわ。

 

 

このシリーズの好きなところの一つに、楽曲の選曲が自分の趣味にぴったりなこと。

1も2も、サントラを楽しませてくれましたが、今作もいい。

今回も「パワー・オブ・ラブ」やマドンナの『ライク・ア・プレイヤー』などで、これはテンション上がります。

個人的にはマドンナで一番好きな曲だし。

ただ単純に曲を選んでいるだけでなく、デップーとウルヴァリンの置かれてる立場をよく表している。

『ライク・ア・プレイヤー』の歌詞を読めば、なんとく理解が出来る。

ここは素晴らしい。

 

前作までは、20世紀フォックス映画(現・20世紀スタジオ)の元で製作されてきましたが、2019年に行われたウォルト・ディズニー・カンパニーによる21世紀フォックスの買収に伴い、今作からはディズニー主導の下で製作されました。

併せて、今作からはマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)に組み込まれています。

そのネタもいっぱい出てきました。

 

 

マーベル作品お決まりの、エンドロール後にちょっとだけ続きがあります。

ドン引きしてなければ、最後まで席を立たないでくださいね。

 

 

■興行収入予想

現段階では上映館数367館と拡大ロードショー。

7月24日(水)からの公開。

7月26日(金)からの公開作は、「もしも徳川家康が総理大臣になったら」、「劇場版モノノ怪 唐傘」、「お隣さんはヒトラー?」、「カミノフデ ~怪獣たちのいる島~」、「ロイヤルホテル」、「映画 仮面ライダーガッチャード ザ・フューチャー・デイブレイク」、「爆上戦隊ブンブンジャー 劇場BOON! プロミス・ザ・サーキット」など。

北米では2024年7月26日公開で、日本先行公開になります。

2016年の「デットプール」は、製作費5,800万ドル、北米で約3億6,300万ドル、全世界で約5億4,300万ドル、日本で約12億円。

2018年の「デットプール2」は、製作費1億1,000万ドル、北米で約3億2,400万ドル、全世界で約7億8,600万ドル、日本で約18億円。

という成績。

近年のMCU作品は、評価面でも興行面でも落ち込みが激しい。

スーパーヒーロー疲れが全世界に蔓延していますが、「デットプール」はどうか。

個人的には、「デットプール」は別物と思うのだが。。。

しかも、ウルヴァリンとタッグですからね。

日本のこの夏の洋画の実写の大作は今作のみという寂しいラインナップになっています。

それでも、50億円になるような興行収入にはならないでしょう。

初登場2位スタートと予想。

最終興行収入は18億円と予想。

 

星2つ半(5点満点)

★★☆

 

 

「デッドプール&ウルヴァリン」公式サイト

 

「デッドプール&ウルヴァリン」のパンフレットです!

 

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