「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」の映画レビューと興行収入予想 | roninの最新映画レビュー&けっこう当たる興行成績予想ブログ

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映画大好き、シナリオライター&映画興行予想師(自称)でもあるroninが、劇場で観た最新映画の感想とその映画の興行成績を予想します!

1969年の人類初の月面着陸に関し囁かれる捏造説を題材にしたドラマ。

人類初の月面着陸を成功させる国家的宇宙プロジェクト、アポロ計画がスタートしてから8年後の1969年。

NASAは失敗続きで目標を達成できていない上に米ソ宇宙開発競争で後れを取っており、予算は膨らむ一方にも関わらず、国民の月への関心は薄れていた。

そこでこのプロジェクトを全世界にアピールするため、ニクソン大統領に仕える政府関係者モー(ウディ・ハレルソン)を通してPRマーケティングのプロ、ケリー(スカーレット・ヨハンソン)がNASAに雇われる。

アポロ11号の宇宙飛行士たちをビートルズ以上に有名にすると意気込むケリーは、月面着陸に携わるNASAスタッフによく似た役者たちをテレビやメディアに登場させ、偽のイメージ戦略を仕掛けていった。

手段を選ばないケリーに実直で真面目なNASAの発射責任者コール(チャニング・テイタム)は反発するものの、やがて月面着陸が全世界注目の話題となり、盛り上がっていく。

そんなある時、モーはケリーに月面着陸のフェイク映像を撮影するという超極秘プロジェクトを託す。

アームストロング船長の代役や撮影監督を雇い、NASAのケネディ宇宙センター内部に作られた偽の月面での撮影準備を秘密裏に進めるケリーだったが、仲間の月面着陸成功を信じるコールは猛反対。

トラブルやアクシデントが度重なる中、ついにアポロ11号は発射の時を迎え、月面着陸までのカウントダウンが始まる。

監督は、「かぞくはじめました」『Love, サイモン 17歳の告白』などを手がけ、「フリー・ガイ」などに製作として携わってきたグレッグ・バーランティ。

出演は、ケリー役の「ブラック・ウィドウ」などのスカーレット・ヨハンソンは本作のプロデューサーも務める。

出演は他に、手段を選ばないケリーに反発するNASAの発射責任者コールを「ザ・ロストシティ」などのチャニング・テイタム、ニクソン大統領の側近モーを「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」などのウディ・ハレルソン、ニック・ディレンブルク、アンナ・ガルシア、「プールサイド・デイズ」の監督・脚本のジム・ラッシュなど。

脚本は、ローズ・ギルロイ。

原案・製作は、キーナン・フリン。

音楽は、「フェラーリ」などのダニエル・ペンバートン。

原題「Fly me to the moon」

映倫区分G

2024年作品

アメリカ映画

配給はソニー・ピクチャーズエンタテインメント

製作会社はThese Pictures

上映時間132分

 

 

いやぁ。。。面白いです。

笑ったし、感動してもうた。

クライマックスはちょっと泣きそうになったわ。

観ていて、めっちゃワクワクした。

だれもが聞いたことのある話ですね。

フィクションですが、本当だったように思えます。

この感覚がまた面白い。

NASAものにラブコメが合体していますが、これがまたいい感じのバランス。

コミカルとシリアスが入り混じっていますが、どちらの雰囲気もいい感じで、上手くバランスがとれています。

見せ方も、上手い。

 

アポロ11号の打ち上げシーンのその前後、ちょっと鳥肌が立ってしまった。

やっぱりアポロもの、マーキュリーものは面白い。

 

でも、あらすじだけ見ると、これは「カプリコン・1」とそっくりですね。

「カプリコン・1」は、月ではなく火星でしたが。

「カプリコン・1」の時は、NASAが全面協力をしていたけど、途中で内容を知って拒否をしたとか。

今作はどうだったんでしょうか。

あのネコで許してくれたんかな(笑)。

 

NASAというだけで、なんだテンションが上がる。

しかも、60年代のNASAであると、デザインも当時の最先端ではあるが今見たらレトロでめっちゃ格好いい。

これを見ているだけで楽しい。

 

絶対に失敗できない月面からの生中継。

しかも、1960年代の技術。

アポロは本当に月には行きます。

ちゃんと月面に降り立ちます。

でも、本当に、ちゃんと生中継出来るか。。。

と、不安なアメリカ政府。

で、アメリカ政府は超極秘にねつ造計画を進める。。。

で、月面の映像はというと、実は。。。

という感じ。

数年前に、フランスのTVがエイプリル・フールに製作したフェイク番組があった。

本物のラムズフェルドまで出演させて「月面着陸は捏造」を放送した事で話題になりました。

果たして、真実はどうなんでしょうね。

 

笑い的には大笑いするものではなく、程よくクスリ笑いな感じ。

それより感動が大きかった。

そして、なんせ観ていて楽しい。

そんな抜群なバランスの取れている作品でした。

 

 

■興行収入予想

現段階では上映館数278館と拡大ロードショー。

7月19日(金)からの公開。

同日の公開作品は、「怪盗グルーのミニオン超変身」、「あのコはだぁれ?」、「逃走中 THE MOVIE」、「越境者たち」、「私が俺の人生!?」、「墓泥棒と失われた女神」など。

北米では2024年7月12日公開。

製作費は1億ドル。

アポロ計画やマーキュリー計画を描いた作品では、1983年の「ライト・スタッフ」は、製作費2,700万ドル、北米で約2,100万ドル。

1995年の「アポロ13」は、全世界で約3億5,500万ドル、日本で約20億円。

2016年の「ドリーム」は、製作費2,500万ドル、全世界で約2億3,500万ドル、日本で約4億6,145万円。

2018年の「ファーストマン」は、製作費5,900万ドル、全世界で約1億200万ドル、北米で約4,500万ドル、日本で約4億9,100万円。

ちなみに1977年の「カプリコン・1」は、製作費500万ドルで、日本で約8億円の配給収入なので、興行収入にすると、12億円くらいか。

さて、今作はどうか。

初登場5位スタートと予想。

最終興行収入は7億円と予想。

 

星4つ(5点満点)

★★★★

 

 

「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」公式サイト

 

「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」のパンフレットです!

 

「カプリコン・1」のBlu-rayです!

 

「カプリコン・1」のパンフレットです!

 

マーキュリー計画を描いた「ドリーム」です!

めっちゃ面白いです!

 

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「アポロ13」のBlu-rayです!

私も持ってます!

 

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