2011年にインターネットの匿名掲示板で話題を呼んだ、ある新婚家族を襲った出来事をモチーフにしたホラー。
萩乃は夫と娘、萌花と共に中古の一軒家に引っ越し、そこでの生活をスタートさせる。
家庭に恵まれなかった彼女にとって、夢にまで見た幸せな家庭だった。
しかしある日、外出中の萩乃のもとに、萌花から助けを求める電話がかかってくる。
慌てて帰宅した萩乃の目に飛び込んできたのは、荒れ果てた我が家と洋服を切り裂かれた萌花、そして萌花に馬乗りになった大きな鋏を握りしめる見知らぬ少女だった。
監督・脚本は、「ミスミソウ」「許された子どもたち」などの内藤瑛亮。
キャラクターデザインは「惡の華」などの押見修造。
出演は、「追想ジャーニー」などの佐津川愛美が主演を務め、「劇場版 推しが武道館いってくれたら死ぬ」などの伊礼姫奈、「糸」などの植原星空、「アキラとあきら」などの馬渕英里何、「仕掛人・藤枝梅安」などの凛美など。
脚本は他に、「ホムンクルス」などの松久育紀。
音楽は、「許された子どもたち」などの有田尚史。
映倫区分R15+
2024年作品
日本映画
配給はクロックワークス
製作会社はキングレコード=クロックワークス(制作プロダクション:ジャングルドラム)
上映時間105分
「ちーちゃん」のキャラクターデザインを担当した押見修造により、映画と連動したオリジナルストーリーが展開される、漫画『ちーちゃん』が『週刊ヤングマガジン』(講談社)にて2024年7号より同年15号まで連載されました。
今作では映画の前日譚が描かれています。
2011年のネットの掲示板で話題になったことも、連載のこともなんにも知らない状態で鑑賞。
「ちーちゃん」のことも全く知りませんでした。
まあ、それなりに面白かった。
観ている間はちゃんと楽しめます。
怖さはあんまりないけどね。。。
細かいとこにツッコミどころもありますが、それも全部入れて、程よく楽しめました。
でも、かなり好き嫌いが分かれそうな作品ですね。
注目して見るところによって、かなり思い入れが偏ってきそう。
押見修造ファンだとかなり満足出来るんでしょうかね。
内容的には、引越し先で幸せな家族がとんでもない怖い目にあうというホームサイコスリラーです。
まあ、バクっといえばこんな感じで、よくあるような物語ですが、それなりには変化球で見せてはくれています。
サイコパス度数も高めですし、ホラー度数もちゃんとあります。
ただ、設定的にもなんかこれはおかしいんじゃないか。と思えるところが多々あった。
どうして誰も警察を呼ばないのか。
通報しないのか。
とか。
そこはちょっと気になるところだった。
色の使い方はいいですね。
印象的でした。
あと、カメラワークも動きがあっていいです。
それと、「ちーちゃん」が出てくる演出はなんかいいですね。
風になびいたり、スローモーションになったりするのはいい。
ゾクゾクはしないですが、ちょっとそそられるところがあった。
何者なんだろうという不安さもあったし。
ま、でも、前日譚の「ちーちゃん」の漫画は読んでみたくなったわ。
■興行収入予想
現段階では上映館数58館と少ない。
4月5日(金)からの公開。
同日の公開作品は、「オーメン:ザ・ファースト」、「アイアンクロー」、「ブルックリンでオペラを」、「パスト ライブス/再会」、「インフィニティ・プール」など。
ブランドン・クローネンバーグ監督作品としては、2012年の「アンチヴァイラル」が、製作費330万ドルで全世界で約6,180ドル。
まあ、上映館数も少ないし、ヒットになるのは厳しいか。
ネットの掲示板で話題になったのはもう15年近く前ですからね。。。
今映画化してどうなんでしょうか。
とは思いますが、今になってヤンマガとメディアミックス展開したりしていますね。
ホラーファンは抑えておきたいですね。
初登場圏外スタートと予想。
最終興行収入は2,200万円と予想。
星3つ半(5点満点)
★★★☆
「毒娘」公式サイト
今作の前日譚となる「ちーちゃん」のコミック本です!
内藤瑛亮監督作「ミスミソウ」のDVDです!
内藤瑛亮監督作「許された子どもたち」のDVDです!
佐津川愛美出演の「追想ジャーニー」のDVDです!
伊礼姫奈出演の「劇場版 推しが武道館いってくれたら死ぬ」のBlu-rayです!
伊礼姫奈出演の「劇場版 推しが武道館いってくれたら死ぬ」のパンフレットです!
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