ルイ15世の最後の公妾となったデュ・バリー夫人ことジャンヌ・デュ・バリーの生涯を描くエンタテインメント。
貧しいお針子の私生児として生まれたジャンヌは、類稀なる美貌と知性によって貴族の男たちを虜にし、社交界の階段を駆け上がっていく。
ついにヴェルサイユ宮殿に足を踏み入れた彼女は、時の国王ルイ15世と対面し、瞬く間に恋に落ちる。
国王の公式の愛人、公妾となったジャンヌだったが、王太子妃のマリー・アントワネットが嫁いできたことで、彼女の立場は弱まってしまう。
「モン・ロワ 愛を巡るそれぞれの理由」などのマイウェンが監督、脚本、そして主人公のジャンヌ・デュ・バリーを演じる。
出演は、「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズなどのジョニー・デップがルイ15世に、「デリシュ!」などのバンジャマン・ラベルネ、「トルテュ島の遭難者たち」などのピエール・リシャール、「私の大嫌いな弟へ ブラザー&シスター」などのメルヴィル・プポー、「サタデー・フィクション」などのパスカル・グレゴリーなど。
脚本は他に、「わがままなヴァカンス」などのテディ・ルッシ・モデステ、ニコラ・リヴェッチ。
音楽は、「ロンドン、人生はじめます」などのスティーヴン・ウォーベック。
原題「Jeanne Du Barry」
2023年作品
フランス映画
配給はロングライド
製作会社はWhy Not Productions=France 2 Cinema=France 3 Cinema=La Petite Reine=Impala Productions=Les Films de Batna=IN.2 Film=Les Films du Fleuve
上映時間116分
今年のカンヌ国際映画祭オープニング作品です。
ラインナップ発表の少し前にマイウェンが記者に暴行を加えた問題を認めて炎上したためなのか、結局オープニング上映止まりとなりコンペ作品にならなかった。。。と思われる。
まあ、普通に面白かった。
んーまあ、でもちょっと微妙か。
色々とツッコミどころがあったが。。。
監督・主演のマイウェンは、正直そんなに美人じゃないと思うし女性として魅力もそんなに感じないのですが、ジャンヌ・デュ・バリーを演じている。
しかも、自分の演出で。。。
うーん。。。なんとも言えないが。。。
どうも、ルイ15世が、このマイウェンが演じるジャンヌ・デュ・バリーに惚れ込んでいったというのに、なんだか説得力がない。
まあ、あくまでキャラなんで、なんともいえないですが、演じていないマイウェンにも、知っている限りではあまりいい印象がないので、余計にそう思ってしまった。
まあ、でも愛情深さは出てたかなぁ。
全体的な作り、物語も展開も演出も、全てマイウェンの都合の良いように撮っている感じがして、若干鼻についた。
そこが気になって最後まで引っかかった。
これってどうなんや。
マリー・アントワネットも、実際はあんな感じなんだろうか。
こちらはなんか好印象。
フランス宮廷もの、結構好きなんですよね。
今作も、宮廷の再現は豪華絢爛でお見事でした。
ただそれ以外は、動きとかもなんか現代的に感じた。
そこもちょっと違和感。
ジョニー・デップがルイ15世を演じているのもいいですね。
これは裁判後の出演ですよね?
王として宮廷の中で孤独に浮いた存在を無難に演じていました。
出ているとさすがに貫禄があります。
ルイ16世は史実では大柄で男前だったみたいですが、今作はそれに忠実(?)にしてます。
そしてルイ16世を演じた彼は、マイウェンの実の息子だそうです。
■興行収入予想
現段階では上映館数109館と少なめ。
2月2日(金)からの公開。
同日の公開作品は、「ワールドツアー上映『鬼滅の刃』絆の奇跡、そして柱稽古へ」、「罪と悪」、「ダム・マネー ウォール街を狙え!」、「熱のあとに」、「大室家 dear sisters」、「ローリング・ガール」など。
ジョニー・デップ見たさに、少しは話題にはなるかな。
どうでしょうか。
マイウェン自体は日本ではまだまだメジャーではないので、なかなか客を取り込むことは難しいか。
でも、フランス歴史物好きな方は外せないですかね。
さて今作はどうか。
初登場圏外スタートと予想。
ミニシアターランキングでは上位にはいってくるかもしれません。
最終興行収入は3,000万円と予想。
星2つ半(5点満点)
★★☆
「ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人」公式サイト
「ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人」のチラシセットです!
マイウェン監督作の「モン・ロワ 愛を巡るそれぞれの理由」のDVDです!
マイウェン監督作の「パリ警視庁:未成年保護部隊」のDVDです!
マイウェン出演の「フィフス・エレメント」4K UHD+Blu-rayです!
マイウェン出演の「フィフス・エレメント」のパンフレットです!
私も持ってます!
書籍『デュバリー伯爵夫人と王妃マリ・アントワネット―ロココの落日』です!
書籍『ルイ十五世―ブルボン王朝の衰亡』です!
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