イタリアに住むダウン症の弟と兄によるた5分間のYouTube動画「ザ・シンプル・インタビュー」から生まれたベストセラー小説を映画化したハートウォーミングなドラマ。
弟のジョーが生まれ、5歳のジャックは大喜び。
しかし両親は、ジョーは“特別”な子だと告げる。
ジャックはジョーがスーパーヒーローだと信じていたが、やがて“特別”の意味に気付き、思春期の頃には弟の存在を隠すように。
そんなある日、ジャックは好きな子を前につい嘘をついてしまい、その嘘が家族や友人、さらには町全体を巻き込んだ大騒動に発展し。。。
監督は、これまで短編作品を手がけてきたステファノ・チパーニ。
原作者のジャコモ・マッツァリオールが脚本に参加し、「人生、ここにあり!」の脚本家ファビオ・ボニファッチが脚色を担当している。
音楽は、「アンリミテッド」「ワイルド・スピード EURO MISSION」などのルーカス・ヴィダール。
出演は、兄ジャックをNetflix映画「僕らをつなぐもの」などのフランチェスコ・ゲギが、弟のジョーを実際にダウン症のあるロレンツォ・シスト、「泣いたり笑ったり」などのアレッサンドロ・ガスマン、イザベラ・ラゴネーゼ、ロベルト・ノッキなど。
原題「Mio fratello rincorre i dinosauri」
映倫区分PG12
2019年作品
イタリア=スペイン合作映画
配給はミモザフィルムズ
製作会社はPaco Cinematografica=Neo Art Producciones=Rai Cinema
上映時間102分
原作は未読です。
お、これはなかなか面白い。
この手のイタリア映画、大好き。
なんかラストのラストで涙が溢れてきた。
イタリア映画では「ライフ・イズ・ビューティフル」や「ニュー・シネマ・パラダイス」、「人生、ここにあり!」など、ラストシーンの後のエンドロールの間で号泣していまう映画がいくつかある。
今作もそんな感じでした。
とはいえ、「ライフ・イズ・ビューティフル」や「ニュー・シネマ・パラダイス」などとはお話自体は全く違うし、雰囲気も違いますけど。
でも、なんかとても素敵な感じだったなぁ。
とはいえ、めちゃめちゃ良かったというわけではない。
もう一歩、なんか欲しいところ。
とはいえ、全体的にいいたいことも良く理解出来るし、上手くまとまって作られていた感じがあります。
佳作って感じでしょうか。
イタリア映画のこういう家族の愛を描いた作品には良作が多い気がします。
そして、マイノリティを扱う映画に、良作が多いような気がする。
今作もそんな感じ。
題材的には、センシティブだからと腫れ物を扱うように表現しておらず、なかなかポップな感じにしているのがいい。
なんだったら笑かしにきているところも結構ある。
ダウン症のことを知ることや、偏見などをなくそうという押し付けがましいところがない。
この作品、モロに刺さった人は号泣するんじゃないでしょうか。
実話を基にした映画ですが、だいぶ脚色している感じがしたなぁ。
そこがちょっと気になったなぁ。
作られたドラマな感じがしたなぁ。。。
そこがマイナス点かなぁ。。。
■興行収入予想
現段階では上映館数23館と少ない。
1月12日(金)からの公開。
同日の公開作品は、「アクアマン/失われた王国」、「ある閉ざされた雪の山荘で」、「カラオケ行こ!」、「傷物語 -こよみヴァンプ-」、「ビヨンド・ユートピア 脱北」、「葬送のカーネーション」など。
なかなかいい映画ですが、ヒットになるのは難しいか。
ちなみに1988年の「ニュー・シネマ・パラダイス」は、製作費500万ドルで、北米で約1,190万ドル。
1997年の「ライフ・イズ・ビューティフル」は、制作費2,000万ドルで全世界で約2億3,000万ドル。
という成績。
ミニシアターランキングでは上位に入るかもですかね。
初登場圏外スタートと予想。
最終興行収入は1,700万円と予想。
星3つ半(5点満点)
★★★☆
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