「アクアマン/失われた王国」の映画レビューと興行収入予想 | roninの最新映画レビュー&けっこう当たる興行成績予想ブログ

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映画大好き、シナリオライター&映画興行予想師(自称)でもあるroninが、劇場で観た最新映画の感想とその映画の興行成績を予想します!

「ソウ」シリーズのジェームズ・ワンが監督・原案・製作、ジェイソン・モモアが海底アトランティス帝国の王に扮するDCヒーロー映画「アクアマン」の続編でDCEU最終作。

DCエクステンデッド・ユニバースの第13作目。

はるか昔、南極の氷河の奥深くに、世界を滅亡させる力を持つ伝説の兵器ブラック・トライデントが封印された。

このブラック・トライデントは、失われた7つ目の海底王国の封印を解き放つ魔力を有していた。

ある日アクアマン(ジェイソン・モモア)への復讐を誓うブラックマンタ(ヤーヤ・アブドゥル=マティーン二世)が、ブラック・トライデントを見つけ出してしまう。

邪悪な力が解き放たれていき、海底アトランティスの王アクアマンはかつてない脅威に立ち向かうため、人類を滅ぼそうとした罪で幽閉されたアトランティスの前王であり実の弟でもあるオーム(パトリック・ウィルソン)と手を組む。

出演は、「ワイルド・スピード/ファイヤーブースト」などのジェイソン・モモアの他、アクアマンの弟である前王オーム役の「死霊館」シリーズなどのパトリック・ウィルソン、アトランティスの女王メラ役のアンバー・ハード、アクアマンの母である戦士アトランナ役の「ノースマン 導かれし復讐者」などのニコール・キッドマン、アクアマンへの復讐心を燃やすブラックマンタ役の「アンビュランス」などのヤーヤ・アブドゥル=マティーン二世、「リリーのすべて」などのアンバー・ハードら豪華キャストが再び集結。

脚本・原案は、「アクアマン」「死霊館 悪魔のせいなら、無罪。」などのデイヴィッド・レスリー・ジョンソン=マクゴールドリック。

音楽は、「ワンダーウーマン」などのルパート・グレグソン=ウィリアムズ。

原題「AQUAMAN AND THE LOST KINGDOM」

映倫区分G

2023年作品

アメリカ映画

配給はワーナー・ブラザース映画

製作会社Atomic Monster=Peter Safran Production

上映時間124分

 

 

すっかりヒーロー疲れの私です。

前作はまあ、普通に楽しめましたが、特にめっちゃ面白いとも思わなかった。

さて今作はどうか。。。

 

うーん。。。

普通。。。ですね。

いや、いまいちだったなぁ。。。

正直、ちょっとつまらないとさえ感じた。

特に、中盤。

退屈になった。

戦っているだけのシンプルなものではありますが、なんかアクションにも映像にも飽きています。

なんか、ストーリーも展開もキャラ造形も幼稚なんですよね。

かなり大味な映画ですね。

子供向けに作ったんやろか。

まあ、期待してなかったから、そんなにショックではないけど。。。

ただ、クライマックスはちょっと面白くなって盛り返したが。。。。

 

 

とはいえ、前作以上のスケールとアクションで、迫力はあるにはある。

わちゃわちゃ感も前作よりも派手。

ライド感満載なCGてんこ盛りなエンタメ映画ではあります。

前作ほどの情報量はないから、前よりかは映画としては観やすくなっている。

シンプルではある。

でも、MCUが何度もやっているような展開で、観た事がるものがいっぱい。

新鮮味もない。

シンプルなのはいいですが、なんかね。。。どうも。。。

なんか色々適当なような気もするし。。。

それにCG使い過ぎやわ。

ほぼアニメやん。

 

おまけに個人的に、キャラに愛着や思い入れがないので、観る前からテンションも上がっていない。

海中設定というのも、全然ワクワクしない。

まあ、個々では見応えのあるところもあったんですけどね。

 

ジェームズ・ワン監督、好きなんですけどね。。。

DCになったら、こうなるか。

ジェームズ・ワンらしいホラー要素もちょっとあったけど、魅力に感じるまではいかなかった。

 

てか、もう、DCもいいわ。

「ワンダーウーマン」だけ、あと一回だけ作って欲しい。

あ、でも、「ジョーカー」の続編があるか。。。

それは外せないですね。

「バットマン」もあるしなぁ。

そっち路線だけでいいわ。

 

お約束のエンドロール前にも映像があります。

お約束のエンドロール後には映像はありません。

 

 

■興行収入予想

現段階では上映館数353館と拡大ロードショー。

1月12日(金)からの公開。

同日の公開作品は、「ある閉ざされた雪の山荘で」、「カラオケ行こ!」、「傷物語 -こよみヴァンプ-」、「ビヨンド・ユートピア 脱北」、「葬送のカーネーション」、「弟は僕のヒーロー」など。

北米では2023年12月20日公開。

DCEU映画では、2023年の「フラッシュ」は全世界で約2億6,800万ドル、日本で約5億2,000万円。

2023年の「シャザム! 神々の怒り」は全世界で約1億3,00万ドル、日本で約2億2,000万円。

と、良作とも大コケ。

2022年の「ブラック・アダム」は全世界で約3億9,300万ドル、北米で約1億6,800万ドル、日本で約3億7,000万円。

と、全世界ではなんとかヒットを保ちましたが、日本では惨敗。

2022年の「THE BATMAN ザ・バットマン」は全世界で約7億7,000万ドル、北米で約3億6,900万ドル、日本で約11億9,000万円。

と、こちらも全世界と北米では大ヒットしましたが、日本でいまひとつな成績。

コロナ禍の中では、

2021年の「ザ・スーサイド・スクワッド“極”悪党、集結」は全世界で約1億6,600万ドル、北米で約4,600万ドル、日本で約5億4,700万円。

2020年の「ワンダーウーマン 1984」は全世界で約1億6,700万ドル、北米で約5,500万ドル、日本で約5億8,200万円。

2020年の「ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY」は全世界で約2億100万ドル、北米で約8,400万ドル、日本で約5億1,000万円。

という感じで、コロナ禍前だと、

2019年の「シャザム!」は全世界で約3億6,500万ドル、北米で約1億4,000万ドル、日本で約7億2,000万円。

2018年の「アクアマン」は全世界で約11億4,800万ドル、北米で約3億3,500万ドル、日本で約16億24000万円。

といった感じ。

DC作品のみならず、世界的にMUCまでも不調に陥っている状態。

相変わらずMCUと同じで日本ではあまりヒットしません。

でも「アクアマン」ブランドなので、「シャザム!」よりはマシか。

初登場3位スタートと予想。

最終興行収入は8億2,000万円と予想。

 

星2つ半(5点満点)

★★☆

 

 

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