「ムーミンパパの思い出」の映画レビューと興行収入予想 | roninの最新映画レビュー&けっこう当たる興行成績予想ブログ

roninの最新映画レビュー&けっこう当たる興行成績予想ブログ

映画大好き、シナリオライター&映画興行予想師(自称)でもあるroninが、劇場で観た最新映画の感想とその映画の興行成績を予想します!

トーベ・ヤンソン原作による同名小説を基に、若い頃のムーミンパパの冒険を描くパペットアニメ。

スナフキンの親・ヨクサルやスニフの親・ロッドユール、リトルミイら個性的な仲間たちとの出会いや友情、ムーミンママとの出会いなどが描かれている。

ムーミントロールがベッドに横になっていると、ムーミンパパが自分の若い頃の冒険を話し始める。。。

みなしごホームで育ったムーミンパパはある日、ホームを抜け出し冒険へと旅立つ。

その道すがら、発明家のフレドリクソン、ガラクタばかり集めていつもあたふたしているロッドユールと出合い意気投合。

フレドリクソンは“海のオーケストラ号”という船を皆にお披露目するが、船に乗り込むと中には勝手に船に忍び込んだ、気ままなヨクサルがいた。

やがて、竜のエドワードに助けてもらいながら、一行は大航海へと出発。

旅先ではミムラの娘やリトルミイと出会ったり、気弱なオバケと交流したり、いたずら好きな王様にプレゼントをもらったり。。。

そんな楽しい冒険が続くなか、突然嵐がやって来る。。。

声の出演は、日本語吹き替え版では、「名探偵コナン」シリーズなどの高山みなみ、「SAND LAND」などの大塚明夫、「ちえりとチェリー」などの谷育子、「その声のあなたへ」などのかないみか、「それいけ!アンパンマン」シリーズなどの中尾隆聖、「機動戦士ガンダムSEED」シリーズなどの子安武人、「トップをねらえ!」シリーズなどの佐久間レイなど平成版TVアニメ『たのしいムーミン一家』のレギュラー声優陣が集結。

監督・脚本・美術・編集・プロデューサーは、「ムーミン谷とウィンターワンダーランド」などのアイラ・カーペラン。

脚本・共同製作・美術は、ピョートル・シュチェパノヴィチ。

脚本は他に、マウォルザタ・ヴィエコヴィッチ=ジワ。

音楽は、アンドレア・エクルンド。

原題「MUUMIPAPAN UROTYÖT - ERÄÄN NUOREN MUUMIN SEIKKAILUT」

映倫区分G

2023年作品

フィンランド映画

配給は東映ビデオ

製作会社はOy Filmkompaniet Alpha Ab=Animoon

上映時間77分

 

 

ムーミン、好きなんです。

でも、1969年の岸田今日子の声の時のアニメ一作目と1972年のアニメしか観ていません。

のちのシリーズやパペット版も観ていません。

2008年からスタートしたこのシリーズも観てません。

絵本は何冊か持ってたんですが。

なので、好きなのですが、ファンとまではいきません。

でも、パペットが好きなんですよね。

 

まあ、こんなんもんですかね。

めっちゃ子供向けです。

まあ、わかってましたが。

 

展開的にはかなりスピーディーに進行します。

そして、各キャラの行動やセリフが、なんか変。。。

突拍子もない行動やセリフがてんこ盛り。

これは子供向けだからなのでしょうか。

ムーミンって、こんな世界観でしたっけ?

 

物語を知っている人には、新鮮味はないでしょうが入り込めやすいんじゃないでしょうか。

もちろん、知らない人も楽しめます。

ただ、子供向けなんですが、パパの思い出を語って、結局何が言いたかったのかいまいち良くわからなかった。

簡単なようでかなり奥が深いのか、はたまた大人は色んなことを考えてしまうのでかえって読み取りにくくなっているのか。。。

 

なにより、この手作り感がいいですね。

パペット感、満載です。

パペット版を観てなかったんで知りませんでしたが、手とかはフェルトのペラペラなやつなんですね。

それに、絵を厚紙みたいなところに書いて背景などにしているので、画面に奥行きがない。

なんかピントが合ってなかったりしてたところもあったけど、あれはわざとなんでしょうか。

コマ数もかなり少ない感じで、結構カクカク動いていた。

ま、この学生が作ったような手作り感がいいんですけどね。

 

そしてムーミン特有のフィンランド感がいい。

なんか懐かしい気持ちにさせてくれます。

この雰囲気を味わえるだけでいいです。

 

そして音楽がなかなか壮大な感じでいいですね。

映画を盛り上げてくれています。

 

21世紀に入ってから初めて新規に製作されたパペットアニメーションで、スタッフは20世紀版から一新されています。

 

 

入場特典でキャラの紹介チラシがもらえます。

 

 

■興行収入予想

現段階では上映館数56館と少ない。

12月29日(金)からの公開。

同日の公開作品は、「サンクスギビング」、「僕が宇宙に行った理由」、「ブルーバック あの海を見ていた」、「枯れ葉」、「アンブッシュ」、など。

うーん。。。ムーミンファンは必見ですね。

ファミリーを取り込めるかということろですが、上映館数が少ないからヒットは無理かぁ。

パペット好きにはたまらないと思いますが。

初登場圏外スタートと予想。

最終興行収入は2,000万円と予想。

 

星3つ(5点満点)

★★★

 

 

「ムーミンパパの思い出」公式サイト

 

「ムーミンパパの思い出」の原作本です。

日本語訳です。

 

『ムーミン パペット・アニメーション パパの青春の巻 ~ムーミンパパの思い出~』のDVDです!

 

『ムーミン』童話限定カバー版 全9巻BOXセットです!

 

『ムーミン谷のなかまたち』の通常版DVD-BOXです!

 

『ムーミン』パペット・アニメーション DVD-BOXです!

 

『楽しいムーミン一家 ~ムーミンの秘密』ほかのDVDです!

 

ムーミンのフィギュア4種セットです!