「うかうかと終焉」の映画レビューと興行収入予想 | roninの最新映画レビュー&けっこう当たる興行成績予想ブログ

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映画大好き、シナリオライター&映画興行予想師(自称)でもあるroninが、劇場で観た最新映画の感想とその映画の興行成績を予想します!

第23回日本劇作家協会新人戯曲賞を受賞した同名戯曲を原作にした青春映画。

原作・監督を務めた大田雄史が、母校・京都大学の吉田寮廃寮問題を下敷きに脚本を書き直し、廃寮が決まった木造学生寮で過ごす5人の学生たちの最後の5日間を温かなタッチで綴る。

街中を自転車で疾走する若いサラリーマンの西島伸太郎は、目についた空き地で自転車を止め、スマホで写真を撮る空き地マニアだった。

その写真を確認していたところ、ふと一つの写真に手が止まる。

時は遡って5年前。

5日後に取り壊しが決まっている古い学生寮の1室で、麻雀をする美濃部軍平、児玉香奈枝、前野中吉、渡辺美月。

その傍で、伸太郎は興味なさそうに本を読んでいた。

その日は、美月の退寮記念の麻雀大会だったのだ。

翌日は児玉が、その次の日は中吉が寮を出ることが決まっていた。

最年長の美濃部を中心にした仲良し5人は各々、恋愛や卒業後の人生、それまでの学生生活、寮でのできごとなど、後悔や悩みを抱えながら毎日のように送別イベントを行い、寮の壁に想いをこめた落書きを残し、寮を去っていく。

そして最後まで残った美濃部と伸太郎は。。。

出演は、映画初出演にして初主演となる西岡星汰、『今際の国のアリス』などの渡辺佑太朗、「1秒先の彼」などの松本妃代、タレント中山秀征の長男中山翔貴、「彼女が好きなものは」などの三浦りょう太、乃中瑞生、「千夜、一夜」などの平泉成など。

音楽は、「こん、こん。」などの上田壮一。

映倫区分G

2023年作品

日本映画

配給はマジックアワー

製作会社はゴールデンツリー株式会社

上映時間87分

 

 

うーん。。。

どうなんでしょうか。

昭和感が漂うのはいいですね。

それに、ゴリゴリのインディーズ感は嫌いではありませんが。。。

なんか、観終わって「で、だから?」って思ってしまった。

元が舞台作品なので、限られた場所で進んでいく会話劇というのも、個人的にはあまり好きではありません。

 

取り壊しが決まった古い学生寮に暮らす6人の学生たちが、最後の5日間で自らの青春の終焉を重ねていくという、物語的にはシンプルなもの。

ただ、この寮生たちのバックグラウンドが全く描かれていないため、色々と寮に思い入れがあるんだろうけど、各人それぞれの行動を起こす理由がもうひとつわからない。

なので、感情移入がいまいち誰にもできないまま終わってしまった。

 

なぜそこまで古い寮にこだわるのか。。。

寮でなくてもこういうことはあるとは思いますが。。。

まあ、でも、青春の終わりって感じがするんかな。

その青春の終わり区切りがしっかり見えているだけ、ある意味幸せなのかも。なんて考えてしまった。

自分は、いつ青春が終わったか。。。なんて、覚えていない。

まあ、終わらせることで、始まるって、感じなんでしょうかね。

 

とはいえ、過去のバックグラウンドはないですが、その時のそれぞれのキャラクターの事を、上映時間87分でちゃんと描いてはいましたね。

もうちょっと長くてもよかったのかも。

 

私は学生寮の経験がないので、気持ちがあんまり良くはわからなかったけど、別の視点から見ると共感できるところもあった。

今作は、京都大学の吉田寮をモデルなんですね。

なるほど。

だったら、なんか物語にしたい。という気持ちはわからなくはないです。

 

それにタイトルの「うかうかと終焉」。

なるほど、うかうか。やな。

しっくりきた。

 

■興行収入予想

現段階では上映館数3館と少ない。

10月13日(金)からの全国順次公開中。

うーん。。。ヒットにはならないですね。

ミニシアターランキングでも上位に入っていないです。

初登場圏外スタートと予想しましたがそうでした。

最終興行収入は800万円と予想。

 

星3つ(5点満点)

★★★

 

 

「うかうかと終焉」公式サイト

 

 

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