CMプランナーで『働かざる者』などのTVドラマを手がけた有働佳史が、監督・脚本・編集を兼任して自身の出身地・熊本県荒尾市を舞台に長編初監督に挑んだ人間ドラマ。
スキャンダルで女優の仕事を失った安藤梨花、本名・園田梨枝は、密着ドキュメンタリーの撮影のため10年ぶりに生まれ故郷の熊本の町に帰ってくる。
現場に来たスタッフは、ドラマ部志望のバラエティ班 AD・瀬野咲のみ。女優復帰と希望部署への異動をかけた二人の撮影がスタートするが、二人は全くソリが合わず、しかも梨枝はなるべくひっそりと撮影したかったにも関わらず次々に知人が現れ、町に噂が広がる。
梨枝は父・康夫と大喧嘩の末に町を飛び出しており、父が今末期ガンで生死の境を彷徨っているのを知りながらも梨枝は撮影のことを内緒で帰郷していた。
噂を耳にした家族は、父を避ける梨枝に怒り。。。
出演は、主人公の園田梨枝を「天外者」などの蓮佛美沙子が、梨枝と組む若手ディレクターの瀬野咲を乃木坂46の元メンバーで「サマーフィルムにのって」などの伊藤万理華、「CHAIN／チェイン」などの上川周作、「GSワンダーランド」などの三倉茉奈、「シグナル100」などの吉田仁人、「アナログ」などの浜野謙太、「シェアの法則」などの宮崎美子、「おまえの罪を自白しろ」などの升毅など。
音楽は、「劇場版オトッペ パパ・ドント・クライ」などの吉田ゐさお。
映倫区分G
2023年作品
日本映画
配給はマグネタイズ（配給協力：LUDIQUE）
製作会社は「女優は泣かない」製作委員会（制作プロダクション：有働映像制作室／制作協力：マグネタイズ）
上映時間116分
まあ、普通に面白いですね。
けっこうコミカルでクスリ笑い出来るところが何箇所かありました。
主演2人のコミカルシーンがちょっと笑えます。
そして、ラストは感動に持っていきます。
ちょっとうるっとしてしまいました。
展開的にはありがちでベタな感じはしますが、見せ方がそれなりに面白い。
物語も、さほど珍しいものではありません。
ただ、キャラの描き方など、結構丁寧に作られているという感じがした。
演出も丁寧な感じ。
それぞれの演技も悪くないです。
熊本の荒尾市って、ほぼなんにも知らないです。
私には縁もゆかりもなんもない。
でも、ほぼ何もしらなかった荒尾という街を、この映画でほんの少しだけ知ることが出来ました。
熊本弁もバリバリだし、普段熊本弁に接する機会がない私としては、めっちゃいい感じでした。
方言っていいですね。
まあ、でも、映画はかなりローカル映画ではありますね。
伊藤万理華は、「サマーフィルムにのって」から密かに注目しています。
乃木坂46の時は全く知らなかったのですが。。。
この前「まなみ100%」も観ましたよ。
この作品、コロナ禍で撮影が中断などもあり、完成に6年かかったとか。
■興行収入予想
現段階では上映館数6館と少ない。
12月1日（金）から全国順次公開中。
話題性もないし、ヒットになるのは厳しいですね。。。
初登場圏外スタートと予想。
最終興行収入は1,000万円と予想。
星3つ（5点満点）
★★★
「女優は泣かない」公式サイト
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蓮佛美沙子出演の「天外者」の豪華版Blu-rayです！
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伊藤万理華出演の「サマーフィルムにのって」のBlu-ray+DVD（初回仕様限定盤）です！
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