「窓ぎわのトットちゃん」の映画レビューと興行収入予想 | roninの最新映画レビュー&けっこう当たる興行成績予想ブログ

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映画大好き、シナリオライター&映画興行予想師(自称)でもあるroninが、劇場で観た最新映画の感想とその映画の興行成績を予想します!

 
 

黒柳徹子が自身の幼少期を自伝的に書いた同名の世界的ベストセラーをアニメーション映画化。

好奇心旺盛でお話好きな小学1年生のトットちゃんは、落ち着きがないことを理由に小学校を退学になってしまった。

そんなトットちゃんは、新しく通うことになった東京・自由が丘にあるトモエ学園の校長先生に、「君は、ほんとうは、いい子なんだよ。」と優しく語りかけられる。

子どもの自主性を大切にする自由でユニークな校風のもと、トットちゃんはのびのびと成長し、たくさんの初めてを経験していく。

制作は、「クレヨンしんちゃん」などで知られるシンエイ動画。

監督・脚本は、「映画ドラえもん のび太の月面探査記」などの八鍬新之介。

声の出演は、主人公トットちゃん役で子役の大野りりあな、トモエ学園の校長役で「銀河鉄道の父」などの役所広司、トットちゃんのパパ役で「ゴジラvsコング」などの小栗旬、ママ役で「翔んで埼玉 〜琵琶湖より愛をこめて〜」などの杏、担任の先生役で「土竜の唄 FINAL」などの滝沢カレンなど。

共同脚本に、鈴木洋介。

音楽は、アニメ「思い、思われ、ふり、ふられ」野見祐二。

主題歌は、あいみょんの「あのね」。

映倫区分G

2023年作品

日本映画

配給は東宝

製作会社はシンエイ動画

上映時間114分

 

 

黒柳徹子の原作本は、それこそ当時大ヒットした時に読みました。

でも、内容はあんまり覚えていません。

1981年ころでしたっけ?

小学生だったもんな。。。

そりゃ覚えてないな。

 

この映画が公開されると知った時、「なぜ今頃に?」と思いましたが。。。

テレビ朝日開局65周年記念作品ということですが。。。なぜ?

黒柳徹子が生きているうちに映画化したかったんですかね。

2023年10月に『続 窓ぎわのトットちゃん』が刊行されましたが、それに合わせたのか、本が合わせたのか。。。

どっちなんでしょうか。

てか、『トットチャンネル』ってありましたよね?

東宝の映画もあったし。。。

 

 

って思ってましたが、いや。。。

まいった。

めっちゃ面白かった。

めっちゃ泣きました。

原作本の内容、ほとんど覚えていないので、単純に新鮮に楽しめました。

子供が主人公の大人の物語です。

これは、黒柳徹子さんが生きていらっしゃる間に、映画化したかった意味がわかった気がした。

黒柳徹子さんは、この映画の完成を観られて深く感動して泣かれたそうな。

そりゃ、そうだ。

本人なら尚更泣くわ。

 

教育、子供の成長、人間の成長、反戦への思いなど、深いメッセージが込められていました。

トットちゃんの家は、あの時代からするととても恵まれた家庭。

欲しいものも、買ってもらえる。

でも次第に戦争の時代になっていき。。。

これは、あの時代に生きた人でしか語れない、とても温かくて優しい物語でした。

 

 

構成的には、トットちゃんの昭和15年から20年までの成長を、章わけはされていませんが、小さなエピソードで綴っています。

これがどのエピソードもいいんですよ。

もう、中盤からずっと泣いて観てました。

展開的には自伝とはいえ、まあまあの王道展開ではありまし。

 

しいて言えば、ラスト、もうちょいだけドラマチックに引っ張って欲しかったかなぁ。

終わり方がサクッとし過ぎてた。

まあ、それもちゃんとした意図があるんでしょうが。

 

トットちゃんのキャラが「アルプスの少女ハイジ」のハイジとちょっと被ったわ(笑)。

 

 

■興行収入予想

現段階では上映館数339館と拡大ロードショー。

12月8日(金)からの公開。

同日の公開作品は、「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」、「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」、「彼方の閃光」、「VORTEX ヴォルテックス」、「Winter boy」、「市子」など。

1987年の大森一樹監督・斉藤由貴主演による「トットチャンネル」の興行収入は不明。

さて今作はアニメにして子供たちや万人受けを狙っていますが、それが成功するか。

正直、かなり今更感があるので、どうなんでしょうか。

書籍の『続 窓ぎわのトットちゃん』が大ヒットしたら、この映画も相乗効果がありそうですが。。。

この年末年始の絵に目作品は、大本命の「劇場版 SPY×FAMILY CODE: White」、ディズニーの「ウィッシュ」「屋根裏のラジャー」とライバルは多い。

さてどうでどうでしょうか。

アニメですが、劇場は子供や親子連れの姿は1組くらいで、ほぼ老人ばかりだった。

初登場7位スタートと予想。

最終興行収入は4億2,000万円と予想。

 

星4つ(5点満点)

★★★★

 

 

「窓ぎわのトットちゃん」公式サイト

 

映画「窓ぎわのトットちゃん」のパンフレットです!

 

映画「窓ぎわのトットちゃん」のストーリーブックです!

 

映画「窓ぎわのトットちゃん」のサントラです!

 

黒柳徹子による『窓ぎわのトットちゃん』の原作本です!

 

黒柳徹子による『続 窓ぎわのトットちゃん』です!

 

絵本『窓ぎわのトットちゃん』 1・2巻セットです!

 

音楽物語『窓ぎわのトットちゃん (ピアノ曲集)』です!

 

 

 

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