「死霊館のシスター 呪いの秘密」の映画レビューと興行収入予想 | roninの最新映画レビュー&けっこう当たる興行成績予想ブログ

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映画大好き、シナリオライター&映画興行予想師(自称)でもあるroninが、劇場で観た最新映画の感想とその映画の興行成績を予想します!

「死霊館」シリーズのすべての呪いとポルターガイストの元凶となった悪魔のシスター、ヴァラクの真相に迫るホラー。

1956年のフランスで起こった神父殺人事件を皮切りに、世界中に悪の力が蔓延していた。

教会の要請を受けた特殊能力を持つシスター、アイリーンはこの事件の調査に乗りだすことに。

人々を救おうと命を顧みず祈るアイリーンの前に、悪の元凶であるシスター、ヴァラクが姿を現す。

シリーズの生みの親であるジェームズ・ワンが製作・キャラkター創造を担当。

 監督は、「死霊館 悪魔のせいなら、無罪。」などのマイケル・チャベス。

出演は、「死霊館のシスター」で主人公のアイリーンを演じたタイッサ・ファーミガ、ジョナ・ブロケ、ボニー・アーロンズが続投。

出演は他に、「search/#サーチ2」などのストーム・リード、「ナルニア国物語」シリーズなどのアナ・ポップルウェルなど。

脚本は、「ジェーン・ドウの解剖」などのリチャード・ナインとイアン・ゴールドバーグ。

脚本・原案は、「マリグナント 狂暴な悪夢」などのアケラ・クーパー。

音楽は、「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」などのマルコ・ベルトラミ。

原題「THE NUN 2」

映倫区分PG12

2023年作品

アメリカ映画

配給はワーナー・ブラザース映画

製作会社はAtomic Monster=Safran Company

上映時間110分

 

 

ユニバースの大ファンです。

ユニバースの本筋「死霊館」シリーズのスピンオフの第2弾とはいえ、待ちに待ってました。

個人的には、ユニバースの中では特に「死霊館 エンフィールド事件」がめちゃめちゃ面白かった。

「死霊館 エンフィールド事件」はほんと傑作でした。

ちなみにスピンオフの前作「死霊館のシスター」はちょっと期待はずれだった。。。

なので今作は期待と不安が混じり合ってます。

さてどうか。

 

うーん。。。

あんまりやなぁ。。。

正直、全然怖くなかった。

ストーリーがなんかいまいちよく分からんかった。

「死霊館 エンフィールド事件」の時のヴァラクはめちゃ怖かったのに。。。

どうしちゃったんや。。。

全然ゾクゾクしないんですよね。。。

音で怖がらせてくるB級に成り下がっている。

アトラクション要素がかなり強くなっている。

特に中盤はお化け屋敷映画になってます。

これなら、もっと遊び心を全面に出して、これでもか!と行っちゃって欲しかった。

私が、「死霊館」ウニバースに求めていた趣きとは異なり、かなり物足りなさを感じた。

めっちゃ残念です。

 

オチもないし呆気ない。

どんでん返しもなし。

物語に面白みがほぼない。

ストーリーラインもなんかズレている。

全体的に手堅い演出なのはいいとしても、手堅すぎる。

うーん。。。

どうしてこうなるか。

 

まあ、全体的に前作よりはパワーアップはしていましたかね。

観やすくもなっていると思う。

それに「死霊館 エンフィールド事件」と繋がるところがあったのは良かった。

ここはちょっと「おおっ!」ってなってしまったわ。

あの人たちもちょっとだけ出てきます。

 

やはり、「死霊館」の本シリーズは、「どこまでが実話なんやろうか。。。」という思いが不安要素を掻きられたりしましたが、今作のスピンオフシリーズは、全くのフィクションということもあり、そこら辺の不気味さみたいなのが一切感じられないから響かないのかなぁ。。。

 

「死霊館」シリーズ未見の方は、せめて第2作の「死霊館 エンフィールド事件」は観ておいてください。

最悪観ていなくても、スピンオフの「死霊館のシスター」だけは観ておいてください。

後は観ていなくても楽しめます。

 

 

■興行収入予想

現段階では上映館数139館と普通規模より少なめ。

10月13日(金)からの公開。

同日の公開作品は今作の他、「キリエのうた」、「ゆとりですがなにか インターナショナル」、「春画先生」、「オペレーション・フォーチュン」、「大雪海のカイナ ほしのけんじゃ」、「シック・オブ・マイセルフ」、「アアルト」、「女子大小路の名探偵」など。

北米では2023年9月8日公開。

現在公開5週目で約8,200万ドルの興行収入。

このシリーズの興行収入は、第1作の2013年「死霊館」は、2,000万ドルの製作費に対し、全世界で約3億1,900万ドル以上で、日本は不明。

第2作で今作の元となっている2016年「死霊館 エンフィールド事件」は、4,000万ドルの製作費に対し、全世界約3億2000万ドルで、日本では6900万円と悲しい結果に。

2021年の「死霊館 悪魔のせいなら、無罪。」は製作費4,000万ドルで、全世界で約2億ドル、日本では約2億3,300万円と前作よりは成績を上げています。

今作の前作の2018年「死霊館のシスター」は制作費2,200万ドルで、北米で公開初週末に約5,380万ドルを稼いだ。

北米の週末興行収入ランキング初登場1位となり、この数字は9月公開ので映画の歴代2位の記録。

シリーズ最高の出足となりました。

結果は、全世界で約3億6,500万ドル、日本では約1億7,500万円という成績。

アナベルシリーズの第1作2015年の「アナベル 死霊館の人形」は、650万ドルの製作費に対し、全世界約2億4400万ドルで、日本では約5,000万円。

第2作2015年の「アナベル 死霊人形の誕生」は、1,500万ドルの製作費に対し、全世界約1億3,400万ドルで、日本は約7億円。

第3作2019年の「アナベル 死霊博物館」は全世界約2億3,100万ドルで、日本は約4億4,000万円。

スピンオフの2019年「ラ・ヨローナ〜泣く女〜」は、日本では約1億1.000万円という成績。

北米は大ヒットするこのシリーズだが、日本ではかなり弱い。

「IT」のような例外はあるけど、今作はシリーズ物。

さて、今作はどうか。

やはり、日本では厳しいか。

初登場圏外スタートと予想。

最終興行収入は1億2,000万円と予想。

 

星2つ(5点満点)

★★

 

 

 

「死霊館のシスター 呪いの秘密」公式サイト

 

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「死霊館」のパンフレットです!

 

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