「名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊」の映画レビューと興行収入予想 | roninの最新映画レビュー&けっこう当たる興行成績予想ブログ

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映画大好き、シナリオライター&映画興行予想師(自称)でもあるroninが、劇場で観た最新映画の感想とその映画の興行成績を予想します!

アガサ・クリスティ作のエルキュール・ポアロシリーズ『ハロウィーン・パーティ』の映画化で、「オリエント急行殺人事件」、「ナイル殺人事件」に次ぐケネス・ブラナー監督・主演の映画エルキュール・ポアロシリーズの第3作目。

ハロウィンシーズンを迎えたベネチアで、一線を退いたポアロは放浪の日々を送っていた。

霊媒師のトリックを見破るため、ポアロは子どもの亡霊が出ると噂の謎めいた屋敷で開催される降霊会に参加することに。

しかし、そこで招待客の一人が殺害される事件が発生。ポアロ自身も命をねらわれることになってしまう。

監督・製作は、前作同様ケネス・ブラナー。

出演は、「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」などのミシェル・ヨーが謎の霊媒師として出演するほか、「ベルファスト」などのジェイミー・ドーナンとジュード・ヒル、コメディアンのティナ・フェイ、「シンクロニック」などのジェイミー・ドーナン、「オール・マイ・ライフ」などのカイル・アレン、「スティルウォーター」などのカミーユ・コッタンなど。

脚本は、「ナイル殺人事件」などのマイケル・グリーン。

製作は、「ハウス・オブ・グッチ」などのリドリー・スコット。

音楽は、「ジョーカー」などのヒドゥル・グドナドッティル。

原題「A Haunting in Venice」

2023年作品

アメリカ映画

配給はウォルト・ディズニー・ジャパン

製作会社は20th Century Studios=Scott Free Productions=The Mark Gordon Company=Genre Films

上映時間103分

 

 

個人的には、ケネス・ブラナー監督・主演の映画エルキュール・ポアロシリーズは全2作とも面白かった。

なので今作も期待です。

ちなみに、原作は未読です。

 

まあ、普通に面白いです。

ケネス・ブラナー監督3作目のアガサ・クリスティ、かなり板についてきている感じです。

演出や世界観など、もうアガサ・クリスティの原作を、自分のものにしてきている感じがする。

そして、自ら演じているポアロ役も、もうすっかりポアロに。

ケネス・ブラナー以外のポアロは考えられなくなってきた。

 

 

今作は、個人的には「オリエント急行殺人事件」「ナイル殺人事件」よりはかは劣ります。

つまらない事はではないですが、めっちゃ面白かった訳でもない。

今作の原作を知らない私は、犯人を知らない状態で鑑賞。

「オリエント急行殺人事件」「ナイル殺人事件」は犯人を知っていたのに、そこそこ面白かった。

でも、今作は、あまり驚きもなかったし、衝撃もなかった。

このシリーズは、超有名役者が出ていると、まずその人が殺されるというパターンになってきている。

犯人ではない事がキャストで予想が出来る。

 

映像はかなり寄り気味の絵がいっぱいだった。

ほぼ人物や物がアップの映像ばかりだった。

遠景は、ベニスの街並みの数カットくらいしかなかったんとちゃうか。

それもあって、終始圧迫感があった。

その圧迫感が、緊張感を生んでいたのは間違いない。

ケネス・ブラナーはそれが狙いの一つだったんでしょう。

でないと、こんなに寄りの絵を多用しないでしょう。

それがこの映画ではかなり効果的になっている。

 

 

あと、寄りの絵が多い上に、ほぼ全編セリフ劇のようになっている。

ここに、スケール感を感じなかったのかもしれない。

「オリエント急行殺人事件」「ナイル殺人事件」はスケール感があった。

とても映画サイズで、ゴージャス感もあった。

今作はそれがなかったように思う。

ずっと誰かが喋っているシーンが多いので、字幕を読むのに集中してしまう。

なので、映像に自体に完全に集中できていないから、きっと何箇所か見逃している仕掛けも多いと思う。

 

それと、インテリ性はあるけど、大衆性がないんかな。

ちょっとエンタメ力不足って感じですかね。

 

 

■興行収入予想

興行には、現段階では上映館数321館と拡大ロードショー。

9月15日(金)からの公開。

同日の公開作品は今作の他、「ミステリと言う勿れ」、「グランツーリスモ」、「アリスとテレスのまぼろし工場」、「映画プリキュアオールスターズF(エフ)」、「私の大嫌いな弟へ ブラザー&シスター」、「ダンサー イン Paris」など。

北米でも、2023年9月15日公開で日米同時公開。

ケネス・ブラナーのアガサ・クリスティ作品シリーズでは2017年の「オリエント急行殺人事件」が、製作費5,500万ドル、北米で約1億200万ドル、全世界で約3億5,200万ドル、日本で約16億2,000万円。

2022年の「ナイル殺人事件」が、製作費9,000万ドル、日本の興行収入は約5億4,000万円という成績。

「オリエント急行殺人事件」はそこそこ日本でもヒットしましたが「ナイル殺人事件」はコロナ禍もあってですがガクッと落ちてしまった。

さて今作はどうか。

初登場6位スタートと予想。

最終興行収入は6億2,000万円と予想。

 

星3つ半(5点満点)

★★★☆

 

 

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