荒川弘による大人気コミックを実写映画化した「鋼の錬金術師」シリーズの完結編2部作の第1弾。
原作でも人気のあるキャラクター、“傷の男(スカー)”との戦いが描かれる。
亡き母に会いたい一心で錬金術最大の禁忌である人体錬成に挑んで失敗し、失った体を取り戻すため旅を続ける兄弟エドとアル。
彼らが訪れた中央（セントラル）では、国家錬金術師ばかりを狙った殺人事件が相次いでいた。
犯人は正体不明で、額に十字傷を持つことから「傷の男（スカー）」と呼ばれている。エドとアルも命を狙われ応戦するが、圧倒的な強さを誇るスカーに機械鎧（オートメイル）を破壊され、絶体絶命に追い込まれてしまう。
主人公の“鋼の錬金術師”ことエドワード・エルリックを演じるHey!Say!JUMPの山田涼介、エドの幼なじみであるウィンリィ役の「劇場版ラジエーションハウス」などの本田翼、「Pure Japanese」などのディーン・フジオカら多くのキャストが続投。
出演は他に、スカー役に海外でも活躍する「ブレイブ ‐群青戦記‐」などの新田真剣佑、「余命10年」などの山田裕貴、「ヤクザと家族 The Family」などの舘ひろしらなど。
監督・脚本は、前作に続き「ピンポン」などの曽利文彦。
他脚本は、「鋼の錬金術師」などの宮本武史。
音楽は、「461個のおべんとう」などの北里玲二。
映倫区分G
2022年作品
日本映画
配給はワーナーブラザース映画
製作会社は映画「鋼の錬金術師 2&3」製作委員会
上映時間125分
原作は未読。
アニメシリーズも観ていません。
前作は、正直全然面白くなかったんですよね。
漫画原作実写版で、最低の部類に入る出来だと思った。
興行収入も、11.1億円とそこそこコケたと思っていたので、もうあれで終わりかと安心していましたが。。。まさかの続編、しかも2部作で驚きました。
契約が元々3部作だったのか？
原作者の荒川弘さん、その映画で満足したんですかね？
しかし今なぜこれの続編を作ろうと思ったのか。。。
真剣佑出しとけば、引っ張れると思ったのか。
今作も。。。うーん。。。
ダメですね。
始まって1分、タイトルが出る前に「これはやっぱりダメだ」と思った。
もう説明台詞のオンパレード。
ツッコミどころ満載。
イタリアロケしたみたいですが、CGでどうとでもなるやろって感じ。
ストーリー自体も、かなりのご都合主義的展開。
原作を知らないけど、かなりのスピード展開で、まるで総集編みたいです。
変なコメディ色もどうも物語をチープにしている。
アクションは、一見迫力があるように見えるけど、映像クオリティが前作とあまり変わらなくとてもチープ。
原作を知らないし、ファンでもない私にとっては、ただのコスプレ大会にしか見えない。
てか、個人的にはそもそもこの世界観自体が好きではないようだ。
それに、やはり山田涼介のキャラの演出がかなり好きでない。
主人公なだけに、ここはかなりデカい。
主人公以外なキャラの演出も、セリフも、物語の展開もまるで学芸会みたい。
音楽も、しょぼい。。。
と、ボロカス言ってますが、今作は前よりちょっとマシだったように思えます。
まあ、前作の出来が相当ダメだっただけに、ダメなのわかってて観ればギリギリ観れたと言う感じでしょうか。
いや、観れたんだかどうか。。。
いかにもCG感のチープさはそのままですが、バクっと大作感は前よりあったかなぁ。
2部作なんで、説明をしなくていいし、最後まで描く必要がないので、それまでの展開はまだマシだったような気が。。。
それにしては説明台詞が多いが。。。
てか、物語の真ん中なのである程度は面白くさせれないと絶対ダメなんですけどね。
入場特典でポストカードが貰えます。
■興行収入予想
興行的には、現段階では上映館数348館と拡大ロードショー。
5月20日（金）からの劇場公開。
同日公開の作品は、「ハケンアニメ！」、「大河への道」、「ワン・セカンド 永遠の24フレーム」、「フォーエバー・パージ」、「映画『五等分の花嫁』」、「シング・ア・ソング！～笑顔を咲かす歌声～」など。
2017年の「鋼の錬金術師」は11.1億円と、なんとか10億円は突破し、ギリギリヒットした程度の数字。
今作はこの内容で10億円を超えられるか。
個人的には、出演者の魅力以外でヒットするとは思えない。。。
初登場3位スタート。
最終興行収入は9.4億円と予想。
星1つ（5点満点）
★
「鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー」公式サイト
「鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー」のパンフレットです！
「鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー」の入場特典です！
「鋼の錬金術師 完結編 最後の錬成」の映画前売りムビチケです！
1作目「鋼の錬金術師」のDVD&Blu-rayです！
1作目「鋼の錬金術師」のパンフレットです！
「鋼の錬金術師展」のグッズセットです！
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