三秋縋によるヒット小説を原案とするラブストーリー。
世界の終わりを願う孤独な男女を主人公にせつない恋の物語を描く。
極度の潔癖症で人と関わることができずに生きてきた青年・高坂賢吾。
ある日、見知らぬ男から視線恐怖症で不登校の高校生・佐薙ひじりと友だちになって面倒をみてほしい、という奇妙な依頼を受ける。
露悪的な態度をとる佐薙に辟易していた高坂だったが、それが自分の弱さを隠すためだと気付き共感を抱くようになる。
世界の終わりを願っていたはずの孤独な2人はやがて惹かれ合い、恋に落ちていくが――。
主演は「私をくいとめて」の林遣都と「ムーンライト・シャドウ」の小松菜奈。
出演は他に、「朝が来る」などの井浦新、「マスカレード・ナイト」などの石橋凌など。
監督は「スリーピングフラワー」の柿本ケンサクで初長編の映画。
脚本は「トワイライト ささらさや」の山室有紀子。
主題歌はAwichの「Parasite in Love」。
映倫区分G
2021年作品
日本映画
配給はKADOKAWA
上映時間100分
小説は未読。
普通に面白かった。
ちょっと変わったボーイミールガールものです。
コロナ時代にフィットした主人公2人の距離感ですね。
ちょっとテンポが悪いなぁ。。。
途中、退屈になってしまった。
後半面白くなって、そこそこ楽しめましたが。
ラストはちょっとモヤッとしますが。。。
それに、ちょっとツッコミどころもある。
でも映像は綺麗です。
色がいいですね。
それに音楽もいいですね。
13のアーティストが音楽を担当していて、印象的なシーンには決まってそれに合った音楽が流れるというものなので、完全に寄せては来てますが。
小松菜奈の撮り方もいいですね。
PVみたいでした。
小松菜奈のファンは喜ぶんではないでしょうか。
数々のMVやCMを手がけてきた柿本ケンサク監督らしい、カメラワークや色づかいでした。
それに音楽とのセッションも見どころです。
でも、映像と音楽くらいでしたか、大きく心には響かなかった。
物語的には、唐突だったり、なんか深さをあまり感じなかった。
がっつり入り込むことが出来なかった。。。
映画と原作ではラストが異なるそうです。
原作、読みたくなりますね。
■興行収入予想
興行的には、現段階では上映館数152館と少ない。
11月12日（金）からの公開作品は、今作の他「アイス・ロード」、「シノノメ色の週末」、「映画妖怪ウォッチ♪ ケータとオレっちの出会い編だニャン♪ワ、ワタクシも〜♪♪」、「マリグナント 狂暴な悪夢」、「恋する寄生虫」など。
あんまり話題になっていないですね。。。
小説は売れたので、もっと宣伝したらいいのに。
初登場圏外スタートと予想。
最終興行収入は5300万円くらいか。
星2つ半（5点満点）
★★☆
「恋する寄生虫」公式サイト
三秋縋による「恋する寄生虫」の原作です！
コミック版「恋する寄生虫」の1〜3巻セットです！
三秋縋による「スターティング・オーヴァー」です！
三秋縋による「三日間の幸福」です！
三秋縋による「いたいのいたいの、とんでゆけ」です！
三秋縋による「君が電話をかけていた場所」です！
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