「悪人伝」の映画レビューと興行収入予想 | roninの最新映画レビュー&けっこう当たる興行成績予想ブログ

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映画大好き、シナリオライター&映画興行予想師(自称)でもあるroninが、劇場で観た最新映画の感想とその映画の興行成績を予想します!

「新感染 ファイナル・エクスプレス」のマ・ドンソク主演によるヴァイオレンス・アクション。

ある夜、組織のボス、チャン・ドンスが何者かにめった刺しにされる。

奇跡的に一命をとりとめた彼は、事件の捜査にあたるチョン刑事と共闘して犯人を追い詰めてゆく。

共演は「ノーザン・リミット・ライン 南北海戦」のキム・ムヨル、「海にかかる霧」のユ・スンモク、「新しき世界」のキム・ユンソン。

監督・脚本はイ・ウォンテ。

原題「The Gangster, The Cop, The Devil」

韓国映画

配給はクロックワークス

2019年作品

上映時間110分

 

うーん。。。

面白い。

やはり韓国映画にほぼハズレなし。

というか、ハズレない韓国映画が日本に入ってきてるんでしょうが。

 

マ・ドンソク、こんなに太いのに格好良すぎ。

素手で闘う姿も萌え萌え。

 

韓国は人情ものも恋愛ものも、こういうヤクザバイオレンスものも面白い。

なぜ日本映画にこの作り方が出来ないんでしょうか。

めっちゃ、思う存分撮ってる感がある。

もう完全に映画の世界に入り込んでいる。

かといって、それに作り手だけが酔ってない。

ちゃんと、客を喜ばせる見せ方を心得ている。

凄い。

 

韓国ノワール、格好いい。

カーチェイスのシーンも迫力ありました。

アクションもリアルでいい。

ただアクション映画といより、サスペンス要素の方が強く、その辺りもいい。

そして、ラストは鳥肌もん。

 

とか絶賛してますが、自分に合わないところももちろんあります。

ストーリーもちょっと粗い。

ツッコミどころもあります。

書くとネタバレになるので書けませんが。

 

興行的には、現段階では上映館数48館と少ない。

アート系単館ロードショー作品にシネコンプラスって感じですかね。

韓国映画は「パラサイト」の大ヒットが記憶に新しいですが、この作品は、上映館数が少ないので大した興行は期待できないですね。

かなり面白いんですけどね。

でも、女子受けはしないでしょうね。

配給会社が大手だったら、もっと拡大公開するでしょうが、韓国ノワール映画が日本で大ヒットするとは思えない。

とはいえ、韓国映画ファンは喜ぶんじゃないでしょうか。

往年の日本のヤクザ映画ファンも是非劇場に足を運んでこ欲しいですね。

ちなみに韓国では特大ヒットしてます。

最終興行収入は800万円と予想。

コロナがなかったら、もう200万くらいは上乗せでしょうか。

 

星4つ(5点満点)

★★★★