【注】本イベントは既に終了しています。
横浜赤レンガ倉庫で開催された『ドールハウス展~小さな灯りの物語~』を観に行ってきました
赤レンガ倉庫ではちょうど『FLOWER GARDEN 2024』イベントの真っ盛り
そして素敵に上天気
豪華客船ダイヤモンドプリンセス号が大桟橋に停泊しているのが見えました
まずイベントの趣旨を、赤レンガ倉庫HPからご紹介しましょう
「ドールハウス」は、“おうち” をはじめとする生活空間を縮小したミニチュアサイズの美術工芸品です。一般的には、12分の1スケールを基準としています。16世紀にドイツの侯爵が愛娘のために作らせたのがはじまりといわれており、侯爵は娘にドールハウスを通じてお城の運営方法、各部屋でのお客様のおもてなし方法を楽しく学ばせたそうです。そうした子どもの情操教育と一環として貴族の間で広まったドールハウスは、18世紀の産業革命によって大量生産が可能になると、あっという間に世界へと普及していきました。
その時代の生活様式を伝えつつ発展し、長い歴史を経て世界中で愛されるようになったドールハウスが、日本でも知られるようになったのは1970年代頃。1997年には日本初の全国組織である「日本ドールハウス協会」が発足し、現在では国内外7支部の拠点でドールハウスの普及と交流、講師認定と育成などを行っています。
本展では、そんな「ドールハウス」の歴史と今を伝えるため、近代化産業遺産にも認定された歴史的建造物「横浜赤レンガ倉庫」を舞台に、“灯り”をテーマにしたドールハウス作品を展観いたします。世界二大コレクションを有する箱根ドールハウス美術館のアンティーク作品から、現在活躍する総勢37名による現代日本人作家の新作・代表作まで、多種多様な作品がここ横浜に一挙集結!みなとみらいの街の灯りのもとで、ミニチュア浪漫のたくさん詰まったドールハウスの展示を心ゆくまでお楽しみください。
展示室内の掲示によると、件の侯爵さまってばご自分自身が、作らせたミニチュアにハマってしまわれたそうです思わず笑っちゃったけど、お気持ちわかるな~ミニチュアって魅力的ですもんね私もほんの子供の頃から、「精巧で美しい小さなモノ」が大好きでしたから
会場は赤レンガ倉庫一号館2階。ハンドメイドマーケットで何度も訪問したことのある、かなり広い会場ですその広々としたスペースをゆったりと使って見応えのあるドールハウスの並ぶ、たいへん贅沢な展示になっていました
そして嬉しい事に撮影が自由全部は無理ですが、バチバチ写真撮っちゃいました。どんどん紹介しますね~作家さんのお名前は敬称略です。
グラハム・ジョン・ウッズのドールハウス
19世紀末のドールハウス『TIMEの部屋』
名称はアメリカの雑誌『TIME』に掲載されたことがあるからだそうです。
作者不明『成器楼』大正~昭和初期のドールハウス
赤レンガ倉庫の開いた窓を背景に、いい雰囲気醸してました
鎌田隆志『立ち呑みのバル』
山口葉子『レトロな喫茶店』
お、これは珍しい住人=シルバニアンズの居るドールハウスです。皆さん、何かしらお店を構えている‥‥とうテーマで作られたみたいですね
Silver Deer 高梨匠『キッチン/テーブルウェアのお店』
大田廣『明かりのお店』
服部香『マダムロマンのドレスブティック』
福澤博美『バッグのお店 ステラ』
〆野美『眠り姫の部屋』
松本希美『Rachel Khoo's Little Kitchen in Paris』
素敵なキッチンですね私がインスタでフォローさせて頂いている作家さんで、自由が丘にて実店舗も経営しておられます。見入ってしまいましたよこんなキッチンでお料理した~いお店もいつか訪問したいものです
吉田久美子『ある登山家の書斎』
地主薫 1/48スケールのドールハウス
こちらは同じ作家さんの1/60スケール‥‥もう言葉がありません
小川富美子 タイトルをメモり忘れたのですが、古き良き時代のブティックの光景ですね。
同じドールハウスの展開シーンです。
作家さんのお名前メモり忘れましたこちらも住人の居るドールハウスです。『サントリーニ島を望む小部屋①』
『サントリーニ島を望む小部屋②』
『おっちょこちょいの魔女の小部屋』
また作家さん名をメモり忘れている‥‥『丘の上の時計塔』
高橋起弥『からくりの舘』
『横浜浪漫物語』
こちらの記事で、いちどご紹介してますねまた会うことが出来ました
遠藤大樹『Reborn to be wild』
AMI YAMAGUCHI『NEW YORK』
会場のいちばん奥では限定ワークショップが開催されており、特設ショップも設けられていたので、記念に『水道栓』のミニチュアを求めてきました。これ1/24スケール十円玉と比較してみてください特段何に使う‥‥という目的も無いのですが、ついつい、こんな楽しいの見つけると買っちゃいます
今回のイベントは、ちょうど横浜一泊小旅行と日程がピッタリでした
赤レンガ倉庫の『ラ・ココリコ』でランチして
みなとみらいの老舗であり、最も海寄りのホテルである『グランドインターコンチネンタル』に宿泊しました
20階の客室からの眺め奥の客船が先刻見たダイヤモンドプリンセス号、手前がハンマーヘッドに停泊中の外国客船です。珍しくもダブルの停泊を見られた上、この客船の19時出港の様子も、お部屋から眺める事が出来てなんともゴージャスでした
しかし真下のぷかり桟橋には船の影無し‥‥ホテルの平日クルージングは、中止になってしまったそうです。燃料高騰してますからねぇ~どこもかしこもクルージングは縮小の嵐みたい思えばこの時乗っておいてホント良かったです
夜のみなとみらいと、夕食はお馴染み『ゲウチャイ』でタイ飯
朝食はホテルのバイキングでした。インバウンドもあるでしょうが、パシフィコ横浜/国際平和会議場が近い所為か、外国人宿泊客がとても多いです。