研究計画書では、何を書く?【論文の書き方ブログ】 | 論文の書き方ブログ

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論文作業おつかれさまです。

 

この時期になると、テーマ案や研究計画書のサポートのお問い合わせが増えてきます。

 

新学期が始まると先生に、論文のテーマを報告しなくてはならないのに、そもそも何を書けばよいかわからないので、全然手がついていない、という方が多いようです。

 

  研究計画書に入れる項目

 

大学院や大学、あるいは先生によって研究計画書に書く内容は異なります。

ただし、一般的には、最低限、下記の項目を入れることが多いです。

 

1.タイトル(題目)

2.研究の背景

3.研究の目的

4.目次

5.参考文献

 

あるいは、下記の項目を入れることもあります。

 

6.研究方法

7.研究スケジュール

 

 

  研究計画書の各項目で書く内容とコツ

 

各項目で書く内容とコツは、以下のとおりです。

 

1.タイトル(題目)

文字通り、論文のタイトルです。

論文を家に例えると、タイトルは「表札」のようなものです。

表札を見ると、だれの家かがわかりますね。それと同じように、論文の内容が分かるタイトルを考えてみましょう。

 

タイトルは、研究をテーマを示しています。テーマを決めるときには、研究の対象も決める必要があります。

例えば、看護研究の場合は、「〇〇症の患者」「その患者のケアに当たる看護師」「患者の家族」などが考えられます。

税法論文の場合は、税項目(所得税、法人税、など)とその税項目に関する問題点(二重課税、区分、法の適用範囲、など)を決めます。

 

そのうえで、テーマがわかるタイトルを考えてみましょう。

タイトルは、最終的に確定させなくてはなりませんが、計画書の段階では、まだ仮のものでかまいません。

 

2.研究の背景 

 

研究の背景には、主に下記の内容を入れます。

(1)対象を取り巻く背景事情

(2)動機:なぜこの研究をしようと思ったのか

(3)問題提起:どのような問題があるのか

 

その研究をしようと思ったのは、何か理由があるはずです。

そのテーマに関して疑問に思うことがあるとか、深く調べたいことがあるなど、計画書を書く時点で、まず思いついた理由やを書いてみましょう。

 

3.研究の目的

 

研究の目的では、「その研究で何を明らかにするか」を書きます。

例えば、「〇〇の成功要因を明らかにする」「日本の〇〇業が衰退した理由を明らかにする」などです。

 

4.目次

 

目次も、計画書を書く時点では、仮で決めておいて構いません。

 

目次とは、ウェブサイトで言えばサイトマップのようなものです。その論文がどのような内容で構成されているかを示します。

 

章の数が少ないと十分に伝えたいことが入りませんし、多すぎると冗長になります。

 

分野によって多少違いますが、卒業論文や修士論文の場合、3~5章立てで構成されることが多いです。

まずは、この数で目次(章立て)を考えてみるとよいでしょう。

 

5.引用・参考文献

 

最低でも、計画書を書くために使用した引用文献や参考文献は書いておきましょう。

また、使用する予定の文献も書いておくとよいでしょう。

 

参考になるところがあれば、幸いです。

 

何かサンプルがあったほうが書きやすいという場合は、下記の方法を試してみるとよいでしょう。

 

 

基本は以上のとおりですが、先生の方針もありますので、相談しながら進めましょう。

 

もし、どうしても対応ができない場合は、当社でもサポートを行っています。

お見積りは無料です。少人数で運営していますので個人情報が外部に漏れることは一切ありません。

 

時間が経つほど対応が難しくなりますので、お気軽にお問い合わせください(^^)。

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