論文の作業はいろいろある
こんにちは。
論文を作成するには、いろいろな作業があります。
例えば・・
1.テーマを決める
2.文献を探す
3.目次を作る
4.本文を書く
・・・などです。
今回は、これらのうち、「目次を作る」ことについて考えてみたいと思います。
目次の目的
目次は、論文の設計図みたいなものです。
当然ながら、目次ができないと書き進めることができません。
1つ1つの文章が上手に書けていたとしても、目次がダメダメだと、良い論文にはなりません。
そのため、目次を重視する先生も多いです。
あなたは、どのようにして目次を組み立てていますか?
なんとなく思いついたとおりに・・・、という方も多いかもしれません。
目次を作るコツ
簡単に言うと、目次を作るコツは主に3つあります。
1.基本的な「型」に当てはめて考える
2.同じテーマの論文の目次を参照する
3.論文の目的を果たせる目次であるかを確認する
1.基本的な「型」に当てはめて考える
基本的に目次は、「はじめに」「序論」などの導入部分から始まります。
そして、内容の説明や筆者の主張を書いて、最後の締めの部分(おわりに、結論)などで終わります。
学校から執筆要領が配布されている場合は、一般的な目次の例が示してあることもありますので、確認してみましょう。
目次に盛り込む主な要素は、以下のとおりです。
・序論(はじめに・序章・緒言などというタイトルにすることもある)
・研究方法
・結果
・考察
・結論(おわりに・結章・結言などというタイトルにすることもある)
2.同じテーマの論文の目次を参考にする
例えば、税法論文で所得税をテーマにするのであれば、そのような論文の目次を参考にする方法があります。
1つの論文だけでなく、複数の論文を見ていくとよいでしょう。
可能であれば、先輩の論文を見てみるのも良いと思います。
3.論文の目的を果たせる目次であるかを確認する
論文には、「目的」があります。
「目的」とは、簡単に言うと、「その論文で何を明らかにするのか」ということです。
例えば、トヨタ自動車の成功要因をテーマにするなら、論文の目的は「トヨタ自動車が成功した要因を明らかにすること」です。
この場合、当然、目次は、トヨタが成功した要因がわかる流れになっていなくてはなりませんね。
しかし、必ずしもそうはなっていないことがあります。
一度、目次を作り上げた後、「この目次で、○○が明らかにできるのか?」という視点から、見直してみるとよいでしょう。
この記事に、参考になることがあるとうれしいです。
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