論文やレポートで難しい「自分の言葉で書く」の克服法 | 論文の書き方ブログ

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こんにちは。
論文作成おつかれさまです。
 
あなたは、「論文で一番難しいのはどんなことですか?」と聞かれたら、何と答えますか?
 
それぞれ、苦手なところは違うとはと思います。
ただ、おそらく、誰もが苦手に感じているのは、「自分の言葉で書く」「自分の考えを述べる」ことではないでしょうか。
 
 
 
そこで今回は、「自分の言葉で書く」の参考例をご紹介します。
 
それは、「ガイアの夜明け」(テレビ東京系)です。

頑張っている企業や、注目されている企業の代表者や業界で活躍している人たちを招いて、活動内容や実績、苦労話などを交えながら、出演者と対談を進めて行く番組です。
作家の村上龍さんと女優・タレントの小池栄子さんが進行・インタビュアーを務めています。
 
先ほどお話しした参考事例とは、番組の最後の村上龍氏の「編集後記」です。
例えば、100円ショップとして広く知られている「ダイソー」を取り上げた回では、村上氏は、こんな編集後記を書いています。
 
=================
登場するゲストは、共通して優れた業績や理念を持つ。
だが、「面白い」と感じるゲストはそう多くない。
矢野さんは、面白かった。
 
「希望よりも不安を大切にする」と明言する
100円ショップのチャンピオン。
 
要は「不安に耐えるだけの力がある」ということだ。
 
「仕事人生は苦い思い出ばかり」らしいが、
「客が驚き、喜ぶのを見たい」
という思いで、
ダイソーは、数えきれない危機を乗り切り、
生き残って、業界トップとなった。
 
言動は多少ユニークに映るが、
矢野さんは、実は非常にシャイな人で、
かつ価値観は普遍的だと思う。
出典:「カンブリア宮殿」バックナンバー(http://www.tv-tokyo.co.jp/cambria/backnumber/2018/0118/)
=================
 
上の文章の青い文字の部分が、引用です。
ダイソーの矢野博丈社長の発言が、そのまま書かれています。
引用部分のため、カギカッコで囲まれていますね。
 
緑色の文字の部分は、客観的事実の説明です。
 
そして、赤い文字の部分が、村上氏の「自分の言葉」です。
村上氏がもった矢野社長に対する印象を、まさに自分自身の、独自の言葉でつづっています。
 
数行の短い文章ではありますが、こうして色分けをしてみると、引用、説明、独自の見解がバランスよく盛り込まれていることがわかります。
 
もし、あなたが論文やレポートでダメ出しを受けておられるのなら、いずれか一つに偏っている、あるいはどれかが足りない状態かもしれません。
 
あなたの執筆活動のご参考になれば幸いです。
 
論文サポートセンターでは、論文やレポートの添削や加筆修正、アドバイスなどを行っています。

 

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