「結果」を書くポイント | 論文の書き方ブログ

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こんにちは。

論文作成おつかれさまです。

 

論文では、調査を行った場合、その「結果」を述べる必要があります。

 

「え? 結果を書くんだから、別に難しくないでしょ?」

 

・・と思いますよね。

でも、意外に「結果」でダメ出しが出ることも少なくありません。

 

そこで、簡単なポイントをお伝えしたいと思います。

 

例えば、あなたが、大学生300名を対象に調査を行い、携帯電話(ガラケー)を使っている人が40人、スマートフォンを使っている人が250人、そのほかの10人はどちらも持っていない、という結果が出たとします。

※数値や設定は架空のものです。

 

この場合、「結果」としては、このような文章が考えられます。

 

調査の結果、携帯電話を使っている人は40名(13.3%)、次いでスマートフォンを使っている人が250名(83.3%)であった。そして、10名(3.3%)はどちらも所有していなかった。

 

・・・ですね。

 

しかし、もしかすると、あなたの文章は、このような感じになっているかもしれません。

 

調査の結果、携帯電話を使っている人は40名(13.3%)、次いでスマートフォンを使っている人が250名(83.3%)であった。そして、10名(3.3%)はどちらも所有していなかった。

未だに携帯電話を使っている人が意外に多く、さらにどちらも所有していない人が存在していることは、大変意外であった。

 
・・・青い部分は、結果に関係している内容ではありますが、結果そのものではなく、あなたの単なる感想です。「結果」のなかでこのような表現を用いることは、好ましいとはいえません。
「結果」は、あくまでも調査を通じて明らかになった事実を淡々と客観的に書くことが求められます。
 
あなたの論文作成の参考になれば幸いです。
 
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「結果」では、表やグラフを入れるのも効果的です。