論文作業、おつかれさまです。
今日は、論文を書く時のちょっとしたコツをお教えします。
心当たりがある方は、参考にしてみてください。
1. 原則、一つの文章で言うことは、一つにする。
一つの文章に、複数の事柄を書いてしまうと、結局、何がいいたいかわからなくなります。
もちろん、「今日は晴れでした。学校に行きました。楽しかったです」みたいに、小学低学年生の作文のように、短すぎてもいけません。
ただし、一つの文章で言うことは、なるべく絞り、長くなった場合は、途中で区切りましょう。
2. 自分が理解したことを書く
自分が理解できない文章は、当然、他人にも理解できません。まずは、自分のなかで納得できたことを書いていくようにしましょう。
と言っても、限られた時間のなかで書いていかなくてはなりませんので、あやふやなまま書いてしまうこともあるでしょう。そういう場合は、赤い文字にしたり、マーカーを付けておいて、後で必ず見直しましょう。
3. 裏付けがあることを書く
論文では、必ず裏付けが必要です。例えば、「日本の出生率が下がっている」という場合、厚生労働省など公的機関の数値を示したうえで、「下がっている」という必要があります。
また、学者の理論を使うときは、出典も必要です。
4. 結論は、「目的(問題提起)」の答えを書く
ときどき、論文の目的と全く関係ないことが結論に書かれている論文があります。
例えば、「トヨタ自動車の成功要因を明らかにする」という目的の論文で、結論として、「今後、自動車業界は発展していくことが見込まれる」などと書く場合です。これでは、論文の目的が果たされていることにはなりません。
以上、参考になることがあれば、うれしいです
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